その時期に好んで打っていた台と言えば、『CR新世紀エヴァンゲリオン~使徒、再び~』と『CRぱちんこ冬のソナタ2』ですね。


【左】CR新世紀エヴァンゲリオン~使徒、再び~(ビスティ)
【右】CRぱちんこ冬のソナタ2(京楽)
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 どちらも大当たり確率は約300分の1前後のミドルスペック。出玉なしの大当たりである「突然確変」を搭載しているものの、それ以外の大当たりでは必ず15ラウンド分の出玉を獲得でき、時短も100回ついてきます。まさに新台の『仕事人V』と同じなんですよね。

 当時は、仕事がある日は自宅近くの等価店で、丸一日打つことができる休日は数駅離れた低交換店で、終日打ち切るスタイルで立ち回ってました。特に池袋の某店にはほぼ毎週末、足を運んだなぁ。まだ広告規制が入る前でしたから、「金・土はエヴァンゲリオンDAY」……つまり『エヴァンゲリオン』が勝ちやすいですよってイベントもよくありました。こんなふうに大々的にアピールしてもOKだったんですよね。

 なので、仕事が休みだった土曜日は、開店前から並んで『CR新世紀エヴァンゲリオン~使徒、再び~』を打ちました。交換率の低いお店ではありましたが、“超お宝台”を頻繁に打てたので、今思えば本当に良い時代だったなって思います。10年も前のことじゃないのに、遠い昔のように感じてしまうのが悲しいですね。

 悲しいと言えば、毎日のように打っていたにも関わらず、10万以上の大勝ちの記憶って、意外にもあまりないんです。たまに間違ったような大連チャンが生まれることもありましたが、基本的に『エヴァ』も『冬ソナ』も、一撃で大量出玉を生むスペックじゃありません。勝っても3万前後に収まることが多かったんじゃないかなぁ。今は一撃で10万勝てる台なのかどうかが台選びのキモになることも多いんですが、当時は大勝ちよりも「演出を楽しみながらついでに勝ちたい」って気持ちが強かったんですよね。

 爆発的な大勝ちが期待できずとも、毎日のように打ち込めた理由は、この二機種ともいわゆる「大当たりの法則」が豊富にあったこと。たとえば『エヴァ』だったら、下段ラインに2図柄でテンパイ、あるいは上段ラインに4図柄でテンパイすれば大当たり確定でしたし、『冬ソナ』なら確変中に群予告や黒アルバム予告が出れば、その時点で確変大当たりが確定なんです。激しい効果音がともなうこともないので、知っている人だけがニンマリできるところがたまらなかったんだよなぁ~♪ 

 新台の『仕事人V』を打っていると、自分が『エヴァ』や『冬ソナ』に夢中になっていた、一番パチンコが好きだった頃を思い出させてくれるんですよね。あの時代の“定番スペック”を踏襲しているところが、懐かしさを感じさせてくれるのかもしれません。

 かなりの台数が導入されて、メイン機種として力を入れていくホールも増えるハズ。そうなるとおのずと勝ちやすい台も探しやすくなりますので、今後の狙い目となる可能性は十分にあります。休みの日にじっくり腰をすえて、久しぶりに開店から閉店までぶん回して堅く勝ちたいな♪ 皆さんもぜひ挑戦してみてくださいね。それではGOOD LUCK!

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