『CRISIS』圧巻アクションシーンに称賛の嵐「ドラマ史に残る」の画像
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 小栗旬(34)と西島秀俊(46)が特殊捜査官を演じるドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(フジテレビ系)。5月30日放送の第8話で描かれたアクションシーンが大絶賛されている。

 第8話では、新興宗教団体に監禁された警察関係者を助け出すため、稲見朗(小栗)と田丸三郎(西島)ら「公安機動捜査隊特捜班」の面々が、教団本部に突入。これまでにも迫力あるアクションシーンが話題になってきた同ドラマだが、今回は約7分ノーカットで格闘シーンが描かれた。

 このシーンは、まず特捜班の5人が教団の建物に入るところからスタート。5人は建物の奥へと進みながら、襲いかかる信者たちと肉弾戦を繰り広げる。5人が歩を進めるたび、至るところで激しいバトルが展開。カメラはその5人を追い続け、迫力のあるぶつかり合いを映し出していく。

 最後には、新日本プロレス所属の後藤洋央紀(37)と、ドラゴンゲート所属の土井成樹(36)という、二人の現役プロレスラーが演じる信者がボスのように立ちはだかる。後藤がフィニッシュホールドの「裏GTR」を小栗に、土井も同じく決め技の「バカタレスライディングキック」を西島に繰り出すなど、本格的なプロレス技が飛び出す激戦の末、稲見と田丸は見事に勝利。監禁された人物の救出に成功するが、ここまでがすべてノーカットの1シーン。カメラに映らないわずかな時間でメイクしたのか、キャストはちゃんと戦闘でケガをしたような顔になっていた。

 完成度の高いアクションシーンに、SNSでは放送中から話題沸騰。「映画1本見たような濃厚さ! 本当にこれドラマなの?ってレベル」「7分30秒ノンストップの壮絶アクションに、計算し尽くされたカメラワーク。これで興奮しないわけがない!」「ドラマ史にも歴代アクション作品の歴史にも残るすさまじさ。こんなシーンが日本のドラマで観られるとは思わなかった」と、大絶賛のコメントが続出した。

「カット割りをせず、長時間カメラを回し続けて1シーンを撮る“長回し”の手法は、撮り直しが大変なこともあり、テレビドラマではあまり見かけません。しかも今回は大勢のキャストが入り乱れるアクションシーンですから、撮影はかなり大変なはず。まさに伝説に残る名シーンだと思います」(テレビ誌ライター)

 小栗旬は、この日の放送に先駆けてマスコミ向けに「日本のテレビドラマ史に残るアクション」と自信に満ちたコメントを残していた。アクションシーンの伝説を打ち立てた『CRISIS』。これから終盤にかけてどんな盛り上がりを見せてくれるのか期待が高まる。

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