「紳助がスタートさせ、人気番組となった『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京系)を石坂浩二が昨年2月に降板した際には、“石坂さんなしで番組の成功はなかった”という感謝のコメントを出していますし、その直前にも、川谷絵音との“ゲス不倫”が発覚し、大バッシングを受けていたベッキーに対し、<タレントとしてはダメなベッキーかもやけど、僕は全てをかけたベッキーが素敵に思えます>といった長文メールを番組に寄せています。メールの最後には、<あ~、現役なら伝えたかった!>とまで綴っており、思いっきり未練をにじませていましたよね」(芸能記者)

 今年の1月末には、紳助氏が一大おバカブームを巻き起こした『クイズ!ヘキサゴン2』(フジテレビ系)のプロデューサーの結婚式に、お祝いのVTRメッセージを寄せていたことも大きな話題となった。

「引退直後から、吉本興業の大崎洋社長は“いつの日か、私たち吉本興業に戻ってきてもらえるものだと信じております”と語っており、その後も大崎社長とは連絡を取り合って、定期的に会談を重ねてきているようなんですよ」(前同)というから、初めから復帰ありきの引退だった可能性もありそうだ。

「業績不振もあり、吉本としては一刻も早く、紳助に復帰してもらいたいというのが本音。着々と、地ならしを進めています」(同)

 これまでに、同期デビューのライバルで親友と認め合う明石家さんまが、「(紳助は)帰ってきていいんですよ」と言い、紳助氏を尊敬し、兄のように慕うダウンタウンの松本人志も、「僕はずっと言ってるんですけど、紳助さんに戻ってきてほしいんですよ」とテレビで語るなど、周囲も復帰への機運を高めてきた。

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