Kis-My-Ft2千賀健永を励ました「嵐・櫻井翔の一言」の画像
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 Kis-My-Ft2メンバーで、「舞祭組」にも所属している千賀健永。幼い頃からダンスを始め、ジャニーズの中でもその才能を認められている千賀は、グループの振付も担当している。

 Kis-My-Ft2の前身、Kis-My-Ftとして活動していた頃、そのダンス能力を見込まれ、タッキー&翼のバックダンサーとなった。そのとき一緒にツアーを回ったメンバーには、後にHey!Say!JUMPとしてデビューした中島裕翔、知念侑李、有岡大貴、高木雄也らがいた。その頃、なんとなく「このグループに入っていたらデビューできる」という空気を感じていたそうだ。

 やがて千賀はジャニー喜多川社長から「ユー中心のグループを作りたい」と、新しいグループを立ち上げる話を打診される。しかし、そうするとキスマイを抜けなくてはならなくなるため、「俺はキスマイでいたいです」と伝えたところ、「ユーは最高のチャンスを失ったね」と言われてしまったという。

 新グループへの参加は断ったが、2007年にはダンスの実力を買われて、滝沢秀明プロデュースのダンスユニット“舞闘冠(ぶとうかん)”に抜擢され、キスマイと両立。その後、11年にKis-My-Ft2としてデビューを果たした。

 キスマイはデビュー前、藤ヶ谷太輔と北山宏光、そして千賀がフロントメンバーだった。しかしその後、センターが玉森裕太に変更。千賀は後列に下がることになって、悔しい思いをしたようだ。同時に、千賀はグループ内での自分のキャラクターに悩んでいたという。

 そのとき、千賀を励ましたのが、嵐の櫻井翔だった。櫻井の母親と千賀の母親はもともと知り合いで、千賀はジャニーズに入る前から櫻井のことを知っていた。千賀がジャニーズに入ったのも、嵐のコンサートを見たのがきっかけだったようだ。キスマイでの自分のあり方に悩んでいた千賀は、櫻井から「自分と戦え」と言われ、自分を見つめ直したのだという。

 以前はフロントメンバーとバックメンバーの“グループ内格差”が、たびたび話題になっていたキスマイ。しかし舞祭組がブレイクしたことで、メンバー全員がそれぞれの活躍を見せ、以前よりもさらにグループとしての勢いを増している。舞祭組では、メンバーの中心になって盛り上げている千賀健永。彼の快進撃は、まだまだこれからだ。

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