6月15日放送の『カミングアウトバラエティ!! 秘密のケンミンSHOW』(日本テレビ系)で富山県の独特な県民性が紹介された。番組によると富山県は20代で家を建てる人が多いようで、他県の人に衝撃を与えている。
以前の放送で、柴田理恵(58)が「富山県民の男は30代前で家の一軒ぐらい建てないと男として認められない」と発言。それを受け、この日の放送では富山県を取材し、本当に20代で一軒家を建てているのかが検証された。
街頭インタビューしてみると、20代の夫婦が「まさに今、建てている」と答え、「友達が20代で3000万円の家を買った」と明かす若者も。番組で紹介された全国の住宅データでは、富山県の「持ち家比率」は昭和28年から55年間連続で全国1位を独走。平成20年のデータでは2位になったが、平成25年に再び1位へ返り咲いている。
番組に登場した経済研究所員によると、江戸時代の富山藩は小さな国で、水害もたびたびあったため、財政は豊かではなかったという。そのため、人々の間ではもしものときに備え、家と土地を財産として持っておくという慣習が根づいたのだとか。
この富山の県民性に視聴者はビックリ。「20代で3000万円以上の家建てるなんて……富山県民すごすぎるだろ」「確かにおばあちゃん家のまわり、オシャレな家ばっかだったなぁ」「“20代で結婚して家建てる”ってワードに震える」「富山県民の人のお嫁にいきたい!」「同じ男として富山県の若者尊敬する」とネットには驚きのコメントが相次いだ。
「番組では、大和田伸也(69)が富山の薬売りの役をやったとき、“次に故郷に帰ったら家族みんなで住める家を建てる”といったセリフがあったと話していました。晩婚化が進んでいる現代では、なかなか驚きの県民性ですよね」(テレビ誌ライター)
ちなみに柴田理恵の話によると、家を建てていない男性のところへ嫁に行くことになったら、周りの人から心配されてしまうらしい。富山県男性の結婚事情は意外と大変そうだ。