『世界の果てまでイッテQ!』出川哲朗が"敗者コメント”で見せた人間力の画像
『世界の果てまでイッテQ!』出川哲朗が"敗者コメント”で見せた人間力の画像

 6月25日の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で、毎年恒例となった、イギリスの「カスタードパイ祭り」の様子が放送された。その中で、出川哲朗(53)の残したコメントが称賛を集めている。

「カスタードパイ祭り」とは4人組のチームがパイを投げ合い、当てた数を競うというもの。2015年に番組から宮川大輔(44)、出川哲朗、チャンカワイ(37)、AP中附というメンバーが初参加し、見事優勝。翌2016年にも準優勝しており、“強豪チーム”といえるほどの結果を残してきた。

 今回、挑戦した2017年大会は50回記念大会ということで、過去最多の32チームがエントリー。「イッテQチーム」は、宮川、出川、チャン、AP中附という精鋭メンバーで1回戦に出陣。難なく勝利し、さい先のいいスタートを切った。

 しかし迎えた2回戦。試合終了後には「めっちゃ当てた!」「一発もNO!(相手のパイが当たっていない)」と手応えを見せていたメンバーたちだったが、結果はまさかの敗北。試合中には、相手のチームが「落ちたパイを拾って投げる」「右手でパイを投げる」という反則行為も犯しており、このジャッジにメンバーは「手応えと全然違う」と不満をあらわに。スタッフは審査結果に異議を申し立てたが、「たぶん、くつがえらない」と順位が変わらないことをメンバーに伝えた。

 しかし、そもそもこの大会は“スポーツ”ではなく“祭り”。当初、結果に悔しそうな表情を浮かべていた出川だったが、「決勝で和やかに投げ合っているのを見て、“あ、この祭りは本来こういうものなんだ”と」「この祭り本来の、のびのびした感じとはちょっと違う方向に行き過ぎたのかな」と笑顔でコメント。「次の祭りを探して、何年か先に心に余裕ができたときにまた戻ってこよう!」とリベンジを誓った。

 “疑惑の判定”によるまさかの敗北に、視聴者はガッカリ。「2015年の優勝チームが予選落ちってありうる?」「採点基準があいまいすぎる」「ビデオ判定を要求します!」と、SNSなどには結果に不満を持った人からの書き込みが相次いだ。

 また同時に、敗北を笑顔で振り返った出川に対する称賛もあった。「出川悔しそうだったのに、できた人だな」「出川さんのコメントが温かすぎる」「出川にオトナ力を感じた」「確かに他のチームめちゃくちゃ楽しそうだった」といった声が上がっていた。

「昨年準決勝で敗北し、出川も“来年もう1回来よう!”と意気込んでいましたから、今回の敗北は相当悔しかったでしょう。視聴者もモヤモヤしたはずですが、最後、あの出川のコメントと笑顔で、癒やされた視聴者は多いんじゃないでしょうか。さすが出川、といったところですよね」(テレビ誌ライター)――再挑戦に期待したい!

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