Mr.マリックと娘LUNA共演「警察に20回補導」家庭崩壊を反省の画像
Mr.マリックと娘LUNA共演「警察に20回補導」家庭崩壊を反省の画像

 6月25日に放送された『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)にマジシャンのMr.マリック(68)と娘でヒップホップ歌手のLUNA(37)が出演。「修復不可能なぐらいまで家庭崩壊しちゃった先生」として、“仕事を優先し過ぎて、家庭を崩壊させないための授業”を行った。

 マリックはこの番組に3度目の登場となったが、今回の授業のテーマは「家庭崩壊」。マリックは以前、仕事に追われて家庭のことを何一つしていなかったと告白。当時中学生だったLUNAはグレて家出を繰り返し、長男は毎日部屋に引きこもってゲーム三昧、妻とはコミュニケーションがなくなるなど、家庭は悲惨な状況に。マリックはそのストレスにより顔面マヒになってしまったと明かした。

 マリックは育児を妻に完全に丸投げしていて、授業参観や運動会に1回も行ったことがない、子どもと旅行したことが1回もない、LUNAと自分が写っている家族写真が1枚しかない、などそのひどさを告白。スタジオの生徒たちが騒然となる中、マリックは当時「金さえ稼いでいれば文句ないだろ!」という危険な考えだったと打ち明けた。

 また、父からの愛情をまったく感じずに育ったLUNAは、「マリックの娘だ」といわれ小学校で6年間イジられまくり、つらい日々を送ってストレスが爆発。私立の中学に入ってからグレまくり、中学を退学になった後は渋谷の街を夜な夜な徘徊(はいかい)し、警察に20回補導されるという超問題児になってしまった。

 同時期にマリックは、“詐欺師だ”“偽物だ”と叩かれて仕事が激減。家庭と仕事、両方がどん底となったマリックは初めて「自分は何をやっていたんだ」と反省。LUNAに向き合い、娘のやりたいことのために協力を惜しまないようになった。さらに娘がダラダラしていると大声で叱りつけるなど、父親として尽力。怒られたLUNAは自分が愛されていると感じ、「ダラダラせずに夢を見つけろ」と言われたことで目が覚めたと語った。

 LUNAは最後に「あんなにもグレた私を動かしたパワーはハンドパワーよりもすごいなと思ってます。パパありがとう」と感謝。それを聞いたマリックは号泣し、教室は温かい雰囲気に包まれていた。

「娘のLUNAは今やヒップホップ歌手として認められていたり、手がけたアパレルブランドが人気だったりと、ひとかどの人物になっています。マリックさんも安心でしょうね」(芸能誌ライター)――“ハンドパワー”ならぬ、“パパパワー”で家庭崩壊を乗り切ったマリック。この教訓に、学ぶところは大きい!?

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