『クレイジージャーニー』小池栄子も驚愕した「クジラ漁」の衝撃度の画像
『クレイジージャーニー』小池栄子も驚愕した「クジラ漁」の衝撃度の画像

 6月29日の『クレイジージャーニー』(TBS系)で、インドネシアに400年前から伝わるという“クジラ漁”の一部始終が放送された。人間とクジラとの真剣な戦いに、視聴者からは「命のありがたさを感じた」と感動の声が続出している。

 この日の放送には、30年間世界中を飛び回り、“辺境文化”を撮影してきた写真家の石川梵氏が登場。「これ以上のものは撮れないかもしれない」と語る“クジラ漁”が紹介された。これはモリ一本で巨大なクジラをしとめるもので、石川氏は初めて目にしたときに「体が震えるくらいの感動」を覚えたという。

 番組では、伝統的なクジラ漁が今でも行われている、インドネシア東部のレンバタ島にある「ラマレラ村」を石川氏とともに取材。世界で唯一この村でのみ許されているという実際の漁の様子が撮影された。

 石川氏とスタッフは、村の小型船に乗船し、マッコウクジラを発見するが、船が小さすぎて捕獲は不可能。そこで、ちょうど漁に出ていた大型船に声をかけ、クジラの元へ先導していく。

 最終的には、数多くの大型船が合流。最初にモリをついた船にクジラの所有権が与えられるというルールになっているため、逃げるクジラを追って“一番モリ“を狙う船同士の競争が始まる。そして、一番モリをついた船から歓声が上がると、その後は皆で協力。漁師たちは次々とモリを持って水中のクジラに飛び込み、海を赤く染めていく。スタジオでVTRを見ていた小池栄子(36)は「すごい映像だな……」とあぜん。結果的に、モリだけで全長約15メートルほどのクジラを捕獲することに成功する。

 その後には、村の大人たちが総出でクジラの解体が行われた。クジラに捨てる部位はなく、村の人々にすべて分けられるという。さらに、お腹の中からはクジラの胎児も発見された。

 衝撃的な映像の連続に、今回のクジラ漁は放送中からSNSで大きな話題に。「時間を忘れて見入ってた」「どの場面もすごすぎた」「命のありがたさを感じたわ」「ひたすら感動しっぱなしだった」といったコメントが多数上がっていた。

「『クレイジージャーニー』は、銃密造の現場や危険なスラム街など、普通ならなかなか見られない衝撃映像で人気を博しています。特に、番組の案内人となる、マニアックな視点で世界を旅する人たちが面白いんですよ。ジャーナリストの丸山ゴンザレス氏や写真家の佐藤健寿氏は、その代表格ですね」(テレビ誌ライター)――今後もリアルな衝撃映像に期待したい。

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