ジョイマン高木「高学歴なのに極貧生活」芸人の苦悩を吐露の画像
ジョイマン高木「高学歴なのに極貧生活」芸人の苦悩を吐露の画像

 7月2日に放送された『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)にジョイマンの高木晋哉(36)と池谷和志(36)が出演。高木が「あんなに勉強していい大学に入ったのに、何の役にも立っていない先生」として「エリート街道を歩いていたのに将来、極貧生活を送らないための授業」を展開。高学歴なのに極貧生活を送っている現状を語った。

 現在は月収13万円で妻子を養っているという高木は、猛烈な教育ママである母に育てられ、せっせと猛勉強をして名門の桐蔭学園高等学校に入学、その後浪人生活を経て早稲田大学へ。しかし「早稲田大学に入る」という目標を達成したことと、元来のコミュニケーション能力の低さから大学に全然なじめず、ダラダラと大学生活を送っていたところ、成人式で現在の相方である池谷に再会した。その後、中学のときのバスケ部のメンバー6人と食事に行ったのだが、その中にはなんと売れっ子ミュージシャンになった秦基博(36)がいたという。秦とジョイマンの二人は中学の同級生で現在も仲が良く、二人がコンビを組んだきっかけは、秦からの「おまえらコンビ組んでお笑いやればいいのに」という言葉だったと明かした。

 秦の言葉に奮起した二人は、よしもとの養成所に行くことを決意。高木は親に内緒で大学に退学届を提出し、親に勘当されるなどすったもんだあったが、2003年にジョイマンを結成。デビュー後は高木の作ったラップネタで大ブレイクを果たすが、写真週刊誌『フライデー』(講談社)に浮気現場をスクープされて人気が急落してしまう。現在は一発屋と呼ばれ、営業に行っても客が誰もいないときがあるほどの憂き目に遭っていると告白した。

 自分の人生を自分で決めてこなかったため、36歳になっても今後どんな芸人になりたいかというビジョンがまったくないという高木は、この考えのなさが人生最大のしくじりだと猛省。「本当のエリートとは勉強ができる人ではなく、周りの人の気持ちや期待をくみとって自分で考えて行動ができる人」だと語り、今後は感謝の気持ちを持って芸人活動を続けていくと誓った。

「お笑い芸人の間では“一発があるだけマシ”ともいわれますが、ジョイマンは現在、かなり厳しい状況のようですね。ただ、毎年新人がデビューしますが、すべての芸人が活躍できるわけではありません。新ネタを作って再ブレイクできる可能性はゼロではないでしょうが、しつこく“ラップネタ”を続けて再注目されることを待つのが得策かもしれませんよ」(お笑いライター)――芸能界は厳しい!

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