貴族探偵、ちゅらさん、ひとつ屋根の下… 「心霊現象」が話題になったドラマの数々の画像
貴族探偵、ちゅらさん、ひとつ屋根の下… 「心霊現象」が話題になったドラマの数々の画像

 嵐の相葉雅紀(34)主演の月9ドラマ『貴族探偵』(フジテレビ系)が最終話を迎えた。麻耶雄嵩氏による本格ミステリー小説を原作としたドラマで、主人公が一切推理を行わないという異例のスタイルが初回から大きな話題を集め、低迷続きだった月9ドラマとしては奮闘し、最終話は平均9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とまずまずの視聴率を獲得した。

 このドラマは、5月8日に放送された第4話に「幽霊が映った」ということがネット上で話題に。問題のシーンは、相葉演じる貴族探偵が会話している背後に、子どもらしき姿が映り込んでいたというもの。そして貴族探偵がその人影の前を通り過ぎた瞬間、子どもの姿はこつ然と消えていた。

 これはドラマの演出のひとつだったようで、後日フジテレビは「子どもの姿をした“いづな様”(狐の神様)が貴族探偵を見送るという演出です」と説明していた。しかし、あまりに突然の演出だったため、放送後は「幽霊にしか見えない」「怖すぎる」「やはり幽霊だったのでは?」と視聴者を騒然とさせた。

 今回の『貴族探偵』だけでなく、実際に「霊が映ってしまったのでは?」と話題になったドラマは数多い。

 有名なのが、2001年に放送され、国仲涼子(38)の出世作となった連続テレビ小説『ちゅらさん』(NHK)。7月に放送された回で、国仲がしゃべっているシーンの背後に「頬杖をついた少女」らしき人影が映っているというものだ。たしかに少女らしき顔はぼんやりとしており、とても不気味な印象を受ける。真偽のほどは定かではないが、共演者の菅野美穂(39)の顔が、ガラス窓にぼやけて映ったものではないかという説もある。

 1993年放送の大ヒットドラマ『ひとつ屋根の下』(フジテレビ系)でも“あるシーン”が話題に。大路恵美(41)演じる小梅が学校の廊下を歩いている場面で、教室から半分だけ顔を出している「謎の少女」が映っていたのだ。無表情で不自然にカメラのほうをじっと見つめている姿はとても不気味だが、教室内には大勢の生徒がいたので、その中の一人だったのかもしれない。

 また、ドラマ『中学生日記』(NHK)にも心霊疑惑のシーンがある。2006年に放送された「誰にも言えない」という回のこと。主人公が前の席の女子生徒と会話するシーンで、背景に映ったロッカーのひとつに「生首にしか見えない不気味な物体」があると話題になった。

 2009年に放送された、阿部寛(52)主演のドラマ『白い春』(フジテレビ系)の最終話にも「心霊現象」騒ぎになったシーンが。登場人物が歩いている場面で、背後の物陰から「不自然に白い顔」が覗き込んでいたのだ。このシーンはネット上でも大きな話題を呼び、『追跡!あのニュースの続き』(フジテレビ系)という番組で取り上げられることに。その番組の取材によると「隣の薬局に勤めていた女性が撮影中に顔を出した」という説が有力だったが、肝心の薬局が休業中だったので、答えは出ていない。

 ドラマに映り込んでしまった不可解な映像の数々。それがはたして本物の霊なのか、制作スタッフによる演出なのかは分からない。信じるか信じないかは、あなた次第です。

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