7月29日に発売されるゲーム『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』の新CMが、7月22日より公開となった。同CMに登場する山田孝之(33)の“怪演”が、視聴者から絶賛されている。
今回公開されたのは「ドラクエXI、山田孝之のすごい駄々篇/すごい我慢篇」という2つのバージョンのCM。「すごい駄々篇」は、ゲーム売り場で地面に寝そべりながら「やりたい! やりたい!」と、父親(山田)が子どものようにだだをこねる。すると、息子が「買っていいよ」と優しく声をかけ、父親は「ほんと?」と大喜びで『ドラクエXI』を購入していくというもの。
そして「すごい我慢篇」は、『ドラクエXI』をプレイする息子の隣で、父親が「めちゃくちゃやりてー」「でも息子から楽しみを奪えない……」とウズウズ。しかし最後には我慢の限界を迎え、息子のコントローラーを握り、二人で一緒にプレイするというものだ。
このCMで山田孝之は、ゲームへの愛情あふれる個性的な父親役を熱演。そんな山田の演技は、視聴者の間でも大好評のようだ。CM放送開始後から、SNSなどには「山田孝之の演技が全力すぎて笑った」「表情の引き出しが多すぎる!」「山田孝之がまたCMでめちゃくちゃやってる」「山田孝之の面白CMがまた一本作られた」と、絶賛のコメントが多く上がった。
山田といえば、最近ではCMでの「ネタキャラ」ですっかりおなじみだ。メンズケアブランド『MARO』のCMでは「もてもてマーロ、もてマーロ」というユニークなフレーズでダンスを披露。また、ジョージアの『やさしいカフェオレ』CMでは情熱的なフラメンコを踊り、どちらも大きな話題になっていた。今回のCMも、視聴者にはそんな“山田らしい”作品と捉えられているようだ。
「山田は長らくゲームのCMに出演していて、今やすっかり“ゲーマー俳優”の代表的存在です。大の『ドラクエ』ファンでもあり、昨年末に放送されたNHKのドキュメンタリー番組では、『ドラクエ』の生みの親である堀井雄二氏に、ゲームファン目線でインタビューをして好評でしたね」(ゲーム誌編集者)
『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』が発売される7月29日を、山田孝之も首を長くして待ち望んでいることだろう。