タッキー&翼・滝沢秀明と今井翼「口もきかなかった」不仲時代の画像
タッキー&翼・滝沢秀明と今井翼「口もきかなかった」不仲時代の画像

 すでに来年の主演舞台『滝沢歌舞伎2018』が決定しているタッキー&翼の滝沢秀明。相棒の今井翼は、出演していたドラマ『屋根裏の恋人』(フジテレビ系)が、7月22日に最終回を迎えた。そして今井も、今年3月に上演された『音楽劇マリウス』が、来年、大阪松竹座で再演されることが決まっており、それぞれが多忙な日々を過ごしている。

 滝沢と今井は学年が一緒で、1995年にジャニーズ事務所に入所した。そして、ジャニーズJr.の頃から『8時だJ』(テレビ朝日系)をはじめ、ゴールデンタイムに3本の番組を抱えるなど、空前のJr.ブームを巻き起こす。99年に、後輩にあたる嵐が、彼らよりも先に歌手デビューしたとき、ジャニー喜多川社長から「(滝沢と今井は)まだデビューはさせないから」と言われたという。

 当時のタキツバは、いわば “ジャニーズの最終兵器”。かけられていた期待も大きかった。そんな二人が、自分たちのデビューを知ったのは、新聞発表だった。

 しかも、その新聞の記事によれば、今井と滝沢がそれぞれソロデビューするという話になっていた。それを見て驚いた滝沢と今井は、二人で1つのグループにしてもらおうと話し合い、ジャニーさんに直談判にいったそうだ。

 しかし、ジャニーさんに「グループにすると個人の名前が消えちゃうからダメだ」と、言われてしまう。それでも「どうしてもやりたいんだ」とお願いしたところ、「じゃあ、分かった」と認められ、2002年に“タッキー&翼”というグループでデビューすることになった。

 ジャニーズに入るときのオーディションまでも一緒だった滝沢と今井だが、Jr.の頃はお互いが「スゴい仲が悪かった」と認めるほど険悪だった。滝沢によれば「仕事では口をきくけど、それ以外は一切きかない」というほど、会話もなかったという。ところが、18、19歳ぐらいになり、お互い大人になってから久々にしゃべってみたところ、意気投合。ただ、初めて二人きりで食事に行ったときには、照れくささもあり「初デート」のような緊張感があったとか。

 お互いの関係性について、今井は「家族以上に長く(一緒に)いる」と言い、滝沢は今井の存在について「友達でもないし……ライバルでもないし……。タッキー&翼は二人いて初めて成立するんで、大事な存在」だと語っていた。

 タッキー&翼にとって、今年はデビュー15周年の節目。最近はそれぞれの舞台で忙しい日々だが、ファンとしては二人そろった活動にも期待したいところだ。

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