『サザエさん』、奇行キャラ・堀川くんの「怖すぎる珍行動」の画像
『サザエさん』、奇行キャラ・堀川くんの「怖すぎる珍行動」の画像

 放送開始から48年目を迎えた国民的アニメ『サザエさん』(フジテレビ系)。本作に登場する「堀川くん」というキャラクターをご存じだろうか。彼はワカメのクラスメイトで、一見まともに見える少年だ。しかし、彼は本編の中でさまざまな“奇行”を繰り返し、ネット上で大きな話題になっている。そんな彼のブレイクのきっかけとなった「衝撃的なエピソード」をいくつか紹介していこう。

 まず、堀川くんの奇行を世間に広めた「ホリカワくんの弟」の回。授業で「僕の弟」という作文を読んだ堀川くん。「僕の弟はヘイキチと言います。ときどきキャッチボールをして遊びます」と読み上げたのだが、実は堀川くんは“一人っ子”で、弟など存在しない。ワカメによると、堀川くんはヒト型のシミがついた塀を「ヘイキチ」と名づけて、キャッチボール(正確には壁当て)をしていたことが判明。この強烈なエピソードを見た視聴者からは「軽くホラー」「すごいキャラが出てきた」といった感想が上がり、ネット上は騒然となった。

 それ以前にも彼の怪しい行動はあった。「ホリカワくんの卵」という回では、養鶏場のひよこに「わかめ」と名づけた堀川くん。それだけでも少し不気味だが、そのひよこが大きくなって卵を産んだとき、「人間のワカメに食べてもらいたい」と発言。この言動あたりから、視聴者は堀川くんに対して“ただならぬもの”を感じ始めたようだ。

 その後も堀川くんは、磯野家の床下で、勝手にオタマジャクシを飼育。それがバレて注意されると「ごめん、今度は見つからないようにするよ」と“ズレた謝罪”。さらに、不動産店を営む花沢さんの父に対して、「会社に行かないでビラを貼るだけで儲かるんですから」と失礼極まりない発言をするなど、堀川くんの奇行はエスカレートする一方。

 そんな堀川くんを“変人扱い”するのは、もはやネット上だけではない。最近は本編中でも、堀川くんは「おかしな人」として扱われているようだ。一番の被害者であるワカメは、堀川くんが少しでもおかしな行動をとると、露骨に嫌そうな表情をし、カツオは「彼が妹の友達と思うと泣けてくるよ」と発言。さらにサザエや波平も、堀川くんのおかしな行動を聞くと「堀川くんらしい」と表現するなど、彼の奇行ぶりは磯野ファミリーにも認知され出している。

 ほのぼのした『サザエさん』の世界に一石を投じる堀川くんの存在。彼の今後の活躍からは、いろいろな意味で目が離せない。

本日の新着記事を読む