レースは大雨による馬場悪化の影響で力を出し切れず、優勝した馬から2馬身差の6着。史上初となる日本馬による海外G1制覇の夢は幻と消えましたが、環境から調教スタイル、レース形態まで異なる海外のレースで、はっきりと爪痕を残せたことは、海外を目指していた日本のホースマンの背中を押す結果になったと思います。
帰国後は、「菊花賞」に挑戦するなど、誰も歩まなかった道を突き進んだダンスパートナー……昨年、繋養先の北海道千歳市にある社台ファームで、その馬生を終えましたが、後の、シーキングザパール、アグネスワールドに海外G1制覇への道を拓いてくれたのは、彼女でした。
全身から汗が吹き出すような暑い夏……この時期になるとダンスパートナーを思い出します。
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