『ジョジョの奇妙な冒険』映画版、作者・荒木飛呂彦氏絶賛もファンの不安は消えず?の画像
『ジョジョの奇妙な冒険』映画版、作者・荒木飛呂彦氏絶賛もファンの不安は消えず?の画像

 8月4日に公開される大人気コミックの実写化映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』。7月26日に行われた完成披露試写会で、原作者の荒木飛呂彦氏(57)が映像で絶賛メッセージを寄せたが、ファンはいまだ疑心暗鬼のようだ。

 この日、会場では荒木氏によるビデオメッセージが流され、ファンの中には期待とともに不安を感じている人もいるだろうと前置きしつつ、「完成度の高さは皆様の予想を超えてきます」「CGも劇中歌も素晴らしくて、かっこよくて、(作品を)さらに盛り上げてくれる」と、作品の出来栄えを称賛した。

 しかし、SNSなどで目立つのは「まだ自分の目で見るまでは信用できない」「荒木先生がたとえ褒めたとしても不安でいっぱい」「“想像を超える”想像ができない」というファンからのコメントだ。

 原作漫画の『ジョジョの奇妙な冒険』は、ジョースター一族と、宿敵のディオやディオの後継者たちとの戦いを描いた超大作シリーズ。キャラクターの特徴的な造形には熱狂的なファンがついており、同映画の詳細や予告編が発表された際にも、ネット上では「リーゼントを再現するのは良いが、コスプレにしか見えない」「スタンドはCGじゃなくて特殊メイクをした役者でやってほしかった」といったファンの不満が爆発していた。

 さらに、神木隆之介(24)が演じるキャラクター、広瀬康一を“転校生”にするというオリジナル設定が追加されたことにより、「映画版はむちゃくちゃになる」と落胆ムードが拡大。今回、ファンから“神”とあがめられる荒木氏が作品へ太鼓判を押したにもかかわらず、ファンの不安は消し去れなかったようだ。

「今年は人気漫画の実写映画化がめじろ押しですが、『ジョジョ』と同じくファンからの不安の声の大きかった『銀魂』は、公開1週間で観客動員数100万人を突破しました。内容に関しても高く評価する人は多いですし、“漫画の実写化はコケる”という定説は少し古くなってきているのかもしれませんね」(映画誌ライター)――『ジョジョ』の出来ははたして!

本日の新着記事を読む