関東地方は空梅雨で、連日の記録的な酷暑。この暑さは競走馬も人間と同様に大変です。トレセンの各厩舎でも暑さ対策で苦心しています。

 パドックでは流れるような汗をかいている馬。目のまわりが黒ずんだ暑さ負けしている馬も目につきます。それゆえパドックの判断は、勝ち馬検討には重要です。

 ところで、パドックで解説者が良く使っている「今日は前向きでいいですね」という評価。なんとなく分かりますが、前向きとは小学国語辞典によれば「前を向くこと。物事に進んで取り組んでいくこと」だそうです。前向きの考え方が代表例。一般的に考え方として使用されるようです。

 さて、真夏の呼び物「小倉記念」です。ハンデ戦で波乱含みの様相。それぞれが一長一短。昨年の小倉記念で先行抜け出したクランモンタナ。同2着のベルーフ。七夕賞で3番人気に推されたヴォージュ。函館記念で見せ場を作ったケイティープライド。地力を付けて来たバンドワゴン。七夕賞好走のフェルメッツァに、注目の逸材ストロングタイタン。そして宝塚記念で善戦したスピリッツミノル。

 注目はサンマルティン。休養が重なり出世が遅れましたが競馬センスは抜群。前走の準オープンむらさき賞では、最速のラスト33秒3の破壊力を見せました。小回り歓迎で楽しみです。

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