稲田朋美防衛相がとうとう辞任したが、じつは「イナダ」でボロ儲けしたやつを知っている。立川末広である。

昭和56年6月27日(土)札幌競馬HBC杯7頭立て
1着(イ)(ナ)ノラバージョン
2着(ダ)ラノチカラ。

 前の晩にススキノの「いなだ」というクラブへ行き、そこの「いちご」ちゃんと仲良くなって、馬名の上のほうをつなげると「いなだ」になる、連複1ー5(いちご)を買ったのである。1番人気とブービー人気の組み合わせ。これが的中し1180円もついた。

 立川末広は、酔いの残る頭でこれをドカンと買っていて、ススキノへ連夜の進撃。「すえひろちゃーん うふん」と呼ばれていたのであった。

 これは「イナダ」で得したくち。逆に、損した人も知っている。先日、居酒屋で隣り合わせになったご婦人。「わたし、ひと文字違いの稲津朋美というんです」。

 よく似たお名前ですねえと必ず言われるし、昔から、イナツトモミは並び換えると、ミツトモナイ(みっともない)だなあと同級生の悪ガキにからかわれたという。かわいそうになあ。

 ちなみに、辞任は英語でレジグネイション(RESIGNATION)だが、同名の牝馬がオーストラリアにいる。1945年生まれ。命名の由来は何なのだろう。

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