水ト麻美アナ、フリー濃厚一転で日テレ残留へ…『スッキリ!!』異動の裏真相の画像
水ト麻美アナ、フリー濃厚一転で日テレ残留へ…『スッキリ!!』異動の裏真相の画像

 8月8日、日本テレビの水ト麻美アナ(30)がアシスタントを務めるお昼の情報番組『ヒルナンデス!』で、9月いっぱいでの同番組の卒業、10月からの朝の情報番組『スッキリ!!』(ともに日本テレビ系)でのMC就任を明らかにした。涙をこらえながら、「まだ食べたいものがいっぱいあります!」と名残惜しそうに話した彼女。さぞ、異動したくなかったのだろうと思いきや、広告代理店関係者は、「水トアナを含めた関係各所がすべて丸く収まる、見事な人事異動だった」というのだ。いったいどういうことか? 広告代理店関係者は続ける。

「まず、『スッキリ!!』ですが、実は同番組は来春の打ち切り濃厚といわれていたんです。横並びの『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)、『とくダネ!』(フジテレビ系)に押され、視聴率でやや後れをとっていた。加えて、現在3年連続“視聴率3冠”を獲っている王者・日テレは、目先の数字よりも“伸び代”を重視するんです。今年、番組開始12年目になる『スッキリ!!』に対し、局上層部は今後の伸び代を見いだせなかったようです」

 さらに、日テレの上層部が、特に同番組に期待していたのは、F2層(35〜49歳の女性)の支持獲得だったという。「それで昨年春、女性人気が高い芸人、ハリセンボンの近藤春菜(34)をサブMCに起用したんですが、あまり効果が出なかった。“もうやれることがなさそうなので来春で終わりにするか”、というのが『スッキリ!!』に対する評価だったんです」(前同)

 一方の水トアナ。こちらも来春に大きな動きがありそうだったという。「日テレを退社し、フリーになるのが決定的といわれていました。フリーアナとしての所属先候補は宮根誠司(54)や、日テレの先輩である羽鳥慎一(46)が所属する芸能プロ。同事務所に近い芸能関係者は、“水トアナ入りは80%”と言うほどでした」(同)

 ソツがないのに愛嬌はあふれる見事なスタジオ回しと、豪快な食べっぷりで人気を博し、ORICON STYLEが発表する『好きな女子アナランキング』で4年連続ナンバーワンに輝く水トアナ。そんな彼女にも悩みはあったという。

「やはり、“すべての女子アナが目指すところは報道キャスター”という言葉があるように、水トアナにも報道への思いが強くあったようです。“水トアナが、『NEWS ZERO』のキャスターを務める後輩の久野静香アナ(28)に嫉妬している”なんて話も聞こえてきていましたからね。ですが、『ヒルナンデス!』での人気が絶大であるがゆえに異動は困難で、報道に進むためにはフリーになるしかないと、水トアナは考えていたのではないかと」(女子アナウオッチャー)

 また、当然、日テレ上層部としても、現在の隆盛を築いた“立役者の一人”水トアナに残ってほしい気持ちはあった。「そこで、今回の異動に至ったんです。女性支持抜群の当代きっての人気アナを迎えることで新たな“伸び代”が期待できる『スッキリ!!』。同番組は情報番組ですが、将来の報道キャスターへの足がかりが築ける水トアナ。そして、異動によって水トアナのモチベーションを高め、フリー阻止をできる局上層部。3者の希望がすべてかなう、まさに見事な人事異動になったんです」(前出の広告代理店関係者)

 これで、当面のフリー転身はなくなったであろう水トアナの新スタートまであと2か月。今度はどんな魅力的な一面を見せてくれるのか、要注目だ!

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