「自分ではキモメンを演出していますが、私が知る一番のイケメン芸能人は南海キャンディーズの山里亮太さんです。打てば響く頭の回転の速さと、メガネを取ったときのギャップ感。世の女に本当の顔を知らせたいほど(笑)」(前出の女性プロデューサー)

 頭の回転の速さで名前が挙がったもう一人が、同じく芸人の小籔千豊だ。「まず気の利き方が半端じゃない。休憩時間にも、喫煙場所に来て、気さくに声をかけてくれる。そのうえに、絶対に笑わせてくれるんですよね。一般的に芸人の方はオンオフがしっかりあって、普段は無愛想な人も多いんですが、小籔さんは局を出るまでオン。私の中では、小籔さんこそ芸人の鑑です」(前出のディレクター)

 もう一人、取材中に“とにかく真面目”と、そのキャラとは裏腹の意外な評価の高さで驚かされたのが、極楽とんぼの加藤浩次だ。「加藤さん自身を人気芸人の座に押し上げた『めちゃ×2イケてるッ!』のイメージで、破天荒なキャラクターに思われがちですが、こんなに真摯に仕事に向き合う人は珍しい。新聞をキッチリ読んでくるのは当たり前。週刊誌や話題の本にも必ず目を通してくる。入念な予習を欠かさない勉強家だと、『スッキリ!!』さんのスタッフも絶賛していました」(前同)

 まさに、この加藤浩次の姿勢を知るからこそ、前述の“松っちゃん批判”につながったと言えそうだ。緊張感を持って、とは、口で言うものではなく、態度で示すものということか。

 ちなみに、このたび取材したテレビマンに、これまで会った芸能人で、一番好感度が高かった人はと質問すると、答えはまさかの全員一致で、石田純一だった。「不倫は文化」との問題発言も、世間にゲスいという印象を与えないのは、テレビマンを味方につける、その人柄ゆえかもしれない。

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