さて、今週の「あなたに会いたい」は、漫画家の蛭子能収さんです! 私は以前から、蛭子さんの大ファン。しかも今回、私がお会いしたい旨を伝えたところ、「一緒にボートレースに行きませんか?」とうれしいお返事が(笑)。というわけで、蛭子さんがよく行ってらっしゃる『ボートレース平和島』に突撃~。
ゆま「初めまして! 麻美ゆまです。今日は、よろしくお願いいたします」
蛭子「あ、は、はい。いやあ、おキレイな方ですね~、でへへ。モデルさん?」
ゆま「あ、いや(笑)。今は音楽やタレント活動をしているんですが、もともとはセクシー女優をしていました」
蛭子「いやいや、緊張しちゃうな、もう。今はホント、かわいい子が多いね~」(デレデレしながら専門紙を見て予想を始める蛭子さん)
ゆま「ウフフ。ちなみに私、ボートレースは初めて。いろいろ教えてください」
蛭子「は、はい」
ゆま「ボートレース場もステキですね。景色もいい」
蛭子「でも、ここは水が汚いんだよ。一度、水を抜いて、洗えばいいのにね。ただ、交通の便はいいから、ここは好きなんだよ。あ、試走が始まるね」
ゆま「レース前に試走があるんですね。ふむふむ」
蛭子「試走と、あとはデータを見て予想を立てるんです。ちなみにボートレースの場合、1コースが一番有利なんだけど、今日は全体的に荒れているからね~」
ゆま「なるほど。私も賭けてみることにします! じゃあ、1番が強いなら、1番と2番と3番と……この3連単って何ですか?」
蛭子「えっとね(丁寧に説明をする蛭子さん)」
ゆま「なるほど。じゃあ、私は3連単で。いくらぐらい賭ければいいですか?」
蛭子「いくらでも構わないけど、僕は貧乏だから100円単位だよ」
ゆま「じゃあ、私は初めてなので、思い切って、これぐらい賭けちゃおう」
蛭子「君、けっこう大胆ね」
ゆま「ウフフ。蛭子さんは毎週、されているの?」
蛭子「全然。お金がないから、最近は1か月に1回ぐらいですよ。負けてばっか」
ゆま「今まで、どれぐらい負けちゃったんですか?」
蛭子「う~ん、億は負けているかな……」
ゆま「ええ~!! 逆に一番勝ったのは、どれぐらい?」
蛭子「1日だと最高で80万ぐらい。でも、すぐに使っちゃうから全然、残らない」
ゆま「それでもまたやりたくなるのは、なぜですか?」
蛭子「今度は勝てそうな気がするからね……」
ゆま「アハハ。いいですね~。あ、蛭子さん! レースが始まるみたいです。あ~、ドキドキします~」
蛭子「……」(急に無言になり、真剣にレースを見る)
ゆま「イケ! イケイケ! 1番、頑張って~」
蛭子「……あれえ~、おかしいなあ。4番が人気なんだけどなぁ」
ゆま「すごい! 蛭子さん1・2・3が来ています」
蛭子「ホントだね……」
ゆま「え? え? え? 蛭子さん、私、勝ったかも! 勝った? 当たった? どっちが正しいんですか?」
蛭子「え? 当たったかな」
ゆま「やったー! 当たりました~!」