芳根京子より土屋太鳳が美人? 映画『累-かさね-』の配役が物議の画像
芳根京子より土屋太鳳が美人? 映画『累-かさね-』の配役が物議の画像

 2018年に公開される映画『累-かさね-』のメインキャストが発表された。醜い容姿にコンプレックスを持つ女優役を芳根京子(20)、恵まれた美貌を持ちながら芽の出ない女優役を土屋太鳳(22)が演じる。しかし、芳根京子よりも土屋太鳳のほうが容姿的に優れているという設定が、ファンの間で波紋を呼んでいるようだ。

 芳根が演じる淵累(ふちかさね)は、大女優を母に持ち、卓越した演技力を持っている。しかし、その容姿は醜く、小学生時代には壮絶ないじめにもあっていた人物。その一方、土屋演じる丹沢ニナは、誰もが羨む美貌を持ちながら、女優としては花を咲かせられずにいるという役どころだ。

 この映画は同名の人気コミックが原作で、キスをした相手と顔が入れ替わる不思議な“口紅”を使い、この二人が顔を入れ替えていくという物語だ。そのため、芳根と土屋は同じ人物を、それぞれ“ダブルキャスト”で演じていくことになる。

 原作通りであれば、芳根京子は“醜悪な顔”で、土屋太鳳は“絶世の美女”という役柄。この配役には、違和感を持つファンが多いようだ。「土屋がかわいくないというわけではないけど、超絶美人という役は合わないような」「芳根がブサイクで、土屋が美人という設定に違和感」「もっと極端な配役をしても良かったのに」「朝ドラヒロインを累役で使うのか」と、ネットには不満が続出した。

「『累-かさね-』は、実写映画化が決まった当初から“キャスティングのハードルが高すぎる”と話題になっていました。今回の配役も、特に原作ファンからは評判が悪いようですね。ただ、作者の松浦だるまさんは『私的にはこれ以上なく理想的なキャスティングです』と大絶賛していますし、後は映画の出来次第でしょうね」(映画ライター)

 ちなみに、醜悪な容姿の女性を演じる芳根京子は、原作が連載されている『イブニング』(講談社)の公式サイトで、「メイク・衣装など沢山の力をお借りしながら、今までとは違う姿をお見せできるよう、そして自分自身も新たな自分を見つけられるよう、全力でぶつかっていきたいと思います」と意気込みを語っている。前評判をくつがえすことができるのか、期待したい。

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