“飛べない鳥”ながら、水族館や動物園で高い人気を誇るペンギン。よちよちと地上を歩く姿や水中を優雅に泳ぐペンギンの姿には思わず見とれてしまう。今回紹介する動画に登場するのは「クッキー」と名づけられた子どものペンギン。翼に識別用のタグがつけられているので、撮影場所はどこかの飼育施設のようだ。
クッキーはきょろきょろと周囲をうかがいながらも落ち着いた様子で、撮影者に名前を呼ばれると尾を小刻みに振ったりまるで羽ばたくように翼を広げるような素振りを見せた。さらに撮影者がクッキーの名前を呼びながら後退して隣の部屋に移ると、クッキーも反応。しかし数歩進んでは立ち止まり、数歩進んでは立ち止まりの繰り返しで、まだ警戒心が勝っているのか、慎重に撮影者のほうへと近づいてくる。
しかしそんなクッキーも、撮影者の近くで飼育員が腕を伸ばして指を動かしているのを見ると態度が豹変。その手に向かって猛ダッシュを見せたのだ。クッキーは飼育員の手元にたどり着くと、体を飼育員の手のひら側へとすかさず潜り込ませる。さらに飼育員がクッキーの胸元を支えながらくすぐり始めると、クッキーは興奮して翼をばたつかせて「クーーー！ フルルルルルルル！！」と鳴き声を上げて絶叫。かなり気持ちが良いようで、逃げようとするどころか「もっと触ってください！」と言わんばかりに鳴き声を上げ続けた。
飼育員によるこのくすぐり、どうやらクッキーにとって“胸元”が重要のようで、後頭部や首筋をくすぐられても鳴き声を上げることはなく微動だにしない。胸元をくすぐられてあれだけ鳴き声を上げていたのが嘘のようにしんと静まり、大人しくなってしまうのだった。
★「Penguin laughs when tickled.... Cute and funny！」https://www.youtube.com/watch?v=R7dYuD0yg9Q
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