「動作が重い」ときは!? 知っておきたいiPhoneのテクニック の画像
「動作が重い」ときは!? 知っておきたいiPhoneのテクニック の画像

 日本国内のスマホ市場において大きなシェアを誇る、アップルのiPhone。プライベートからビジネスシーンに至るまで、iPhoneを活用している人は多いことだろう。高性能でバツグンの操作性の良さを誇るスマホだが、それでも使っているうちに「動作が遅くなった」というトラブルに見舞われることがある。そんなときに無用なストレスをためないための、お手軽な解決法がある。

■使用していないアプリはこまめに終了

 動作環境を改善させるには、不必要なアプリを終了して、アプリが使用していたメモリ領域を解放することが重要。画面に表示していなくても、バックグラウンドでアプリが起動中ならメモリを消費している。そのため常駐しているアプリが多いと、iPhoneの動作が遅くなる原因になりかねない。バックグラウンドで起動中のアプリを終了するには、ホームボタンを二度押しして、表示されたアプリを上に向かってスワイプすればOKだ。

 もし、それでも動作が改善されない場合は、一度「再起動」するのが効果的。再起動した場合は、バックグラウンドで立ち上がっていたアプリを閉じることなく、メモリの解放が行われる。方法はスリープボタンを長押しして、「スライドで電源オフ」が表示されたら、電源ボタンのアイコンを右にスワイプして電源をオフにする。そして、もう一度スリープボタンをアップルマークのロゴが表示されるまで長押しすれば再起動完了となる。再起動をしてもバックグラウンドのアプリは立ち上がったままだが、メモリ領域はリフレッシュされる。重要なデータは事前に保存しておこう。

■再起動よりさらに早いRAMクリア

 そして再起動よりも、素早くメモリの解放を行う方法が「RAMクリア」と呼ばれるテクニックだ。基本的には「再起動」と同じ役割を果たしながら、圧倒的に短時間で行うことができる。手順はいたって簡単で、まずは再起動と同様にスリープボタンを長押し。画面上部に「スライドで電源オフ」が表示されたら、その画面でホームボタンを長押しする。そして再びホーム画面に戻れば、「RAMクリア」が行われたということ。ただし再起動と同様、バックグラウンドに表示されているアプリはリフレッシュされるので、重要なデータの保存を忘れずに。

「iPhoneの動作が不安定だな」と感じたら、まずはRAMクリアを試して、それでも改善されないようなら再起動を試みるという手順が良さそうだ。快適なスマホライフを送るためにも、ぜひ覚えておきたい。

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