災害時に役立つ! iPhone用「防災系アプリ」4選の画像
災害時に役立つ! iPhone用「防災系アプリ」4選の画像

 東日本大震災から6年がたち、国内の防災意識はかなり高まっている。都内では港区など多数の自治体が公式防災アプリをリリースしており、iPhoneを使った防災対策も一般化してきている。そこで今回は、いざというときに備えてインストールしておきたい、選りすぐりのiPhone用「防災系アプリ」を紹介していこう。

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■地震対策に「ゆれくるコール」

「ゆれくるコール」は、地震発生時にプッシュ通知で各種情報を素早く教えてくれるアプリ。震源地や予想震度はもちろん、設定地点に揺れが到達するまでの時間もカウントダウン方式で表示される。また体感した揺れを5段階で評価し、コメントつきで地図上に投稿する機能もあるので、各地の地震情報を共有するのにもうってつけ。災害時に「無事」と「被害」のどちらかを選んで投稿しておくと、名前や電話番号から検索することで他の人が投稿者の状況を確認できるので、家族と連絡がとれなくなったときにも頼りになる。

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■懐中電灯代わりになる「高級懐中電灯(iHandy Flashlight)」

 iPhoneの背面についているLEDライトを活用できるアプリが「高級懐中電灯(iHandy Flashlight)」。バッテリーをむだに消耗しないようにライトの明るさを調節したり、ライトを細かく点滅させてSOS信号を送るなど、災害時に便利な機能が備わっている。LEDライトを使う以外にも画面上でライト代わりに白と黒を点滅させたり、好きな色の画面を表示させたりと多彩な機能があるので、懐中電灯より便利かもしれない。

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■目の前にけが人がいたら……「MySOS 救命・救急 小児・応急手当ガイド AEDマップ」

 災害時にはけが人や急病人を見かけても、専門家を呼ぶのが難しいかもしれない。そこでオススメしたいのが「MySOS」というアプリ。これがあれば、骨折や出血に対応できる「応急手当ガイド」や急病人を救うための「一時救命処置ガイド」をどこでも表示できる。さらに、近場にあるAED装置の設置場所を調べたり、助けが必要な場合、同じアプリを使っている人に救援依頼を送ることも可能。逆に自分が倒れたときに備えて、持病や処方履歴を記入してマイカルテを登録しておくこともできる。

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■「トイレ 情報共有マップくん」があれば非常時も安心!

 ふだんはあまり意識しないものの、家に帰れないほどの非常時には“トイレ”が大問題となる。そこで「トイレ 情報共有マップくん」というアプリを使えば、グーグルマップ上に「WCピン」が表示され、公衆トイレや利用しやすい店舗のトイレがどこにあるのか一目瞭然。さらに「WCピン」をタップすると、洋式や和式といったトイレのタイプや、他のユーザーが投稿した「自動車が停めやすい」といった情報まで確認できる。

 災害がやってくるその前に、防災アプリの準備を整えておこう。

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