８月１３日放送の『ワイドナショー』（フジテレビ系）で、ダウンタウンの松本人志（５３）が雨上がり決死隊の宮迫博之（４７）の不倫報道に言及。芸人の不倫について、持論を展開する場面が見られた。
この日の番組では、『週刊文春』（文藝春秋）で報じられた、宮迫の二股不倫疑惑の話題が取り上げられた。８月１１日放送の『バイキング』（同局系）で、宮迫はそれぞれの女性と宿泊したことを認めながらも「一線は越えてない」と釈明したことが紹介されたが、宮迫をよく知る松本は「越えてる、越えてる」「８回やってる」とバッサリ。そして、宮迫に対するコメントが終わると、「不倫が良い、悪いはちょっと置いといて」と前置きして、芸人の不倫について持論を語り始めた。
松本によると、自身を含めお笑い芸人は女性の気をひくために学生時代からトーク力を鍛えており、それがうまくいって現在の地位を築いているという。その上で芸人にとっての“笑い”を動物の“求愛ダンス”にたとえ、「（芸人は笑いという）求愛ダンスを磨いてきたんですよ」と主張。さらに「それで他のオスよりも一歩先に出て、メスをどんどんおびき寄せたわけですよ。それがエンターテイナーだと思う」と自身の経験を踏まえ、芸人のあるべき姿を示した。
一方で、松本は「今の世の中、マスコミの流れからいくと、そのダンスはどんどん磨けと。ただ、それでメスが寄ってきても“交尾はするな！”ということなんですよね」と不倫に対して世間の目が厳しくなっていることを指摘。「この矛盾に我々はどう立ち向かっていきましょうか？ 不倫が良い悪いじゃなくて、我々は何を原動力に求愛ダンスをすればいいのか？」と不満をぶちまけた。
これを聞いたタレントの小島瑠璃子（２３）から「結婚しなければいいんですよ」とツッコまれた松本は「僕が結婚するとき、こんなに求愛ダンスしたらあかんって言われてなかったもん」と納得いかない様子。そして「何のために俺、筋トレしているのかな。夜、大胸筋を触りながら泣いてるもん」とつけ加えた松本に、秋元優里アナウンサー（３３）が「モテるために（筋トレをしている）？」と驚きの声を上げると、松本は「当たり前やろ！ 誰に言うとんじゃ！ コラ！」と言い切り、スタジオの笑いを誘った。
「宮迫の不倫報道については、以前より噂されていたことや本人が素直に認めたこともあり、非難の声はそれほど多くはないようです。ただ、CMやドラマへの出演に関しては、色がついてしまったことで、影響が出始めています」（芸能記者）――芸は磨いても不倫はダメ！
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