渡嘉敷が監禁されながら、どう電話をしたのか……など、ツッコミどころはあるが、修羅場を多くくぐり抜けてきたたけしだけに、「もしかして」と思わずにはいられない……「◎」と思いたい!

 だが、これ以外は、「実は“ダンカン、バカ野郎!”と言ったことはない」といった小ネタがあるくらいで、たけしの都市伝説はあまり多くは出てこない。それは、たけしが40年近く、テレビ界の帝王として君臨する中で築いた莫大な富で、都市伝説のレベルを超える、とんでもないリアルな伝説をいくつも体現してきたからに他ならない。

「酔って気分がいいと、道ゆく人に1万円を配り出すのは有名です。3000~4000万円する『フェラーリ599』を買いに行ったところ、赤にするか紺にするかで夫婦で揉め出し、“面倒臭いな、両方買っちゃえ”と、ユニクロでポロシャツを選ぶように、フェラーリを買ったなんて話もあります」(ベテラン芸能記者)

 やはり「◎」。しかし、「かつて、たけしは、“お姉ちゃん”に必ずカルティエの三連リングをプレゼントしていたそうですが、コンサート会場の前列には三連リングの輝く手を上げて大きく手を振る女性が二十数名並んでいたなんて話も、軍団の面々がよく話していますよ」(前同)

 これは「△」!? とにかくスケールがでかい男だ。

 さんまの都市伝説で最も有名なのは“寝ない”こと。「忙しい芸能人にとって、新幹線の移動中は貴重な睡眠時間ですが、さんまはずっと、しゃべりっぱなし。“何かオモロイことが起こるかも分からんのに、寝てられるかいっ! もったいない!〞と話していたこともあり、今年の2月のテレビ番組の中で、“昼寝したことないんちゃうかな”とも話しています。長いつきあいの間寛平らも“寝顔を見たことがない”と言うほどで、芸能界には“さんまの寝顔を3回見たら願いが叶う”なんていう都市伝説が伝えられています」(制作会社スタッフ)

 漫画『ドラゴンボール』シェンロンの神龍ではないが、レア度と言ったらない。こんな話も、まことしやかに出回っているほどだ。

  1. 1
  2. 2
  3. 3