「19(ジューク)」は今? 消えた90年代歌手の意外な転身!の画像
「19(ジューク)」は今? 消えた90年代歌手の意外な転身!の画像

 流行の移り変わりが激しい音楽業界では、時代とともにテレビなどのメディアから姿を消してしまう歌手も多い。かつて一世を風靡したあのアーティストは今どこで何をしてるのか、今回は意外な転身を遂げた90年代の歌手について紹介しよう。

 まずは、音楽ユニット「access(アクセス)」のボーカルの貴水博之(48)。彼は27日に最終回を迎える『仮面ライダーエグゼイド』(テレビ朝日系)に敵ボス役として出演。その他、バラエティ番組でモノマネや変顔など、意外な特技を披露して再ブレイクを果たした。またaccessとしての活動も続いており、今年の5月24日にはニューシングル『Knock beautiful smile』をリリースしている。

 そして2010年に惜しまれつつも歌手活動を引退した愛内里菜(37)は、ドッグブランド「Bon Bon Copine」のプロデューサーとして活躍中。2013年には“垣内りか”に改名して、2015年から歌手活動を再開した。

 1999年に「第41回日本レコード大賞」の最優秀新人賞に輝いた八反安未果(36)は、ハワイアンカフェ「NaniNani」を経営。今年の6月16日には一般男性との結婚も発表され、公私ともに順風満帆な人生を送っているようだ。

 また、バラエティ番組で現在の状況を語って世間を驚かせた90年代の歌手もいる。その中の一人が2002年に解散した人気フォークデュオ「19(ジューク)」の岡平健治(38)だ。彼は今年4月に放送された『ナカイの窓 お久しぶりですSP』(日本テレビ系)に出演し、現在は不動産関係の仕事をしていると明かした。番組によると、岡平は都内の一等地にあるビルのオーナーをしており、地下にライブスタジオ、7階にはレコーディングスタジオを作ったという。他にも彼は飲食業やアパレル業など数多くの事業を展開中で、かなりの成功をおさめているようだ。

 続いて、バンド「SNAIL RAMP」のボーカル竹村哲(45)。1999年にシングル「MIND YOUR STEP!」が大ヒットし、日本の“メロコア”シーンに多大な影響を及ぼした「SNAIL RAMP」。しかしその後は、何度も活動休止を繰り返し、いつしか表舞台から姿を消してしまった。そして今年1月に放送された『諸事情により…』(日本テレビ系)に竹村が出演し、活動休止の理由を告白。「バンドに疲れた」というミュージシャンらしい理由だけでなく、「キックボクシングにのめり込んだため」とまさかの真相を明かした。しかしキックボクシング界への転身は功を奏したようで、ジムに通って1年半でプロデビュー。そしてプロ12年目には、43歳にしてNKBウェルター級のチャンピオンに輝いている。

 そして、音楽を追求するために国内での活動を休止した人もいる。『格好悪いふられ方』などのポップスで人気を博したシンガーソングライターの大江千里(56)は、ジャズピアニストを目指すために日本での活動を休止して渡米。4年半の修行の末、全米でジャズアルバムをリリース。今年1月放送の『サワコの朝』(TBS系)に出演した大江は、今後はシンガーソングライターではなく、ジャズピアニストとしての道を進んでいくと語った。

 進む道が変わったとしても成功をおさめているのは、やはり素晴らしい行動力とバイタリティの持ち主だからに違いない。

本日の新着記事を読む