【恐怖動画】消火栓扉が「音を立て勝手に動く怪奇現象」ブラジルで話題にの画像
【恐怖動画】消火栓扉が「音を立て勝手に動く怪奇現象」ブラジルで話題にの画像

 2017年3月11日にブラジルのミシェル・テメル大統領が「幽霊が出る」という理由で、大統領公邸であるブラジリアのアルボラーダ宮殿から退去したというニュースが現地メディアで報道された。そんな一国の大統領までもが幽霊の存在を信じるブラジルで、見る人の背筋をゾッとさせるような動画が撮影され、大きな話題になっている。

 大統領が宮殿から退去した2日後の2017年3月13日に、YouTubeに投稿された動画「IML de Cuiabá à noite」には、不気味な怪奇現象が捉えられている。映像はブラジル中西部マットグロッソ州の都市クイアバにある、教育施設に勤務する二人の警備員によって撮影されたもの。真夜中の施設内に、“バンッバンッ”と何かを激しく叩きつけるような不気味な音が響き渡る。二人は音の出所を確かめるべく、懐中電灯とカメラを手に薄暗い廊下を進んでいく。警備員は人影が見当たらない廊下の先、蛍光灯が不気味に点滅する辺りで、ひとりでに開いては閉まる真っ赤な消火栓扉を発見する。

 二人の警備員が恐る恐る近づいて行くと、人の気配を察知したのか扉はピタリと静止。その直後には点滅していた蛍光灯の明かりも突然消え、周囲は暗闇に包まれてしまう。蛍光灯の明かりが回復し、消火栓扉の内側を警備員が確認するも異常は見当たらず、また周囲を見渡しても人っ子一人いなかったのだ。

 今回投稿された動画は240万回を超える視聴回数を記録しており、ブラジル国内で検証番組が放送されるほどの人気ぶり。番組視聴者の64%が動画内で起きた怪奇現象を“フェイク”だと考える中、番組内では同じ施設でピアノ線を使ったトリックを実演。すると見事に動画とまったく同じ怪奇現象を再現することに成功し、問題の動画で起きた不気味な現象は偽物だと断定されることになってしまった。

 しかし同施設の所長は、動画に映る怪奇現象を本物だと認めていることから、いまだにさまざまな臆測が飛び交っている。はたして、カメラに収められた怪奇現象の正体とはいったい……!?

★「IML de Cuiabá à noite」
https://www.youtube.com/watch?v=MiDv4q1QzzE

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