お次は芸能ネタ。話は船越英一郎・松居一代夫妻の離婚問題に端を発した松居の船越糾弾ブログ、小出恵介の未成年飲酒事件から、みのさん流の遊びの哲学へと発展する。

「松居一代のブログ? ウーン、すごすぎて言葉を失っちゃうね。まさに般若の形相。女の執念を感じます。これもSNS時代ならではの騒動というか、誰もが簡単に自分を発信できる時代の落とし穴を見たような気もするよね。ま、夫婦のことは他人には分からないんだけど、松居クンの言ってることが、もし本当なら、彼女が怒る気持ちもわからなくはない。家族ぐるみでつきあってた相手の奥さんと船越クンがハワイで不倫していたというならね。

 でも、それは彼女の言い分。船越クンは離婚調停をしているうえ、所属事務所が法的措置に踏み切ったので、いずれ真相は明らかになるでしょう。

 一方、小出恵介クンの事件は弁解の余地がないね。主役級俳優がああいうことをすれば、周りにどれだけ迷惑をかけるか、自覚しなきゃダメ。実際、主演ドラマが2本もお蔵入りしちゃったんだからさ。そもそも俳優である前に一人の成人男性として、女性に対する最低限の配慮がなくちゃいけません。おそらく彼の周りには酒の飲み方、女性との遊び方を教えてくれる人がいなかったんだろうね。ボクに言わせりゃ、汚い遊び方は遊びと言えないんだよ。

 昔のキャバレーは大人の社交場だったね。生バンドの入ったホールで、やれジルバだ、マンボだ、ワルツだと、ソーシャルダンスのひとつも踊って。酒が飲めて、フルコースの食事もできて……というキャバレーがあったんですよ。東京なら『ミカド』『ゴールデン月世界』。京都なら『ベラミ』とかね。保育施設も完備しているから、子どものいる女性も安心して働けた。中には母親41歳、娘20歳、母娘で働いていたりしてね。これは燃えますよぉ(笑)。アハハッ。今も、夜の銀座のクラブ活動は続けてますよ。行くのは30~40年来の行きつけの店だけどね。ただ、女の子も変わったね。“彼氏いるの?”“うん”“何やってる人?”“学生”。バカヤロー(笑)。風情もへったくれもあったもんじゃない。

 そういえば『とくダネ!』の小倉(智昭)が、人妻記者と密会していたのがバレて、“もう、そういうのは卒業した”って釈明してたけどさ。“楽しかったよ~!”って、なぜ言わないのかね。ボクも同じようなことが何度かあったけどさ。“うん。今度金髪さんも来るよ”言ったら、あきれて帰っちゃったよ(笑)」

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