『24時間テレビ』の陰にある「ジャニーズの大貢献」の画像
『24時間テレビ』の陰にある「ジャニーズの大貢献」の画像

 嵐の櫻井翔、KAT-TUN亀梨和也、NEWS小山慶一郎の三人がメインパーソナリティを務めた『24時間テレビ「愛は地球を救う」』(日本テレビ系)が8月26日から放送され、好評のうちに幕を閉じた。ジャニーズの3グループから、それぞれ一人ずつのパーソナリティが選ばれるというのは初めてのことだったが、三人は見事に役目を果たした。

 今年で40回目の放送となった『24時間テレビ』には、これまで多くのジャニーズタレントが出演してきた。『24時間テレビ』がスタートしたのは1978年。95年の第18回目で、ジャニーズタレントとして初のメインパーソナリティを務めたのはSMAPだった。

 ちなみに2005年には、SMAPの草なぎ剛と香取慎吾の二人がメインパーソナリティを務めている。1グループから二人だけがパーソナリティに選ばれたのは、この1回だけ。香取は、この年の“チャリTシャツ”のデザイナーも務めた。

 それまで“チャリTシャツ”は、大勢の中にいても目立つという理由で、黄色のみだった。しかし香取は、黄、赤、青、黒、白の5色でふだん着としても着用できるようにデザインし、爆発的な売り上げを記録した。現在はさらにバリエーションが増え、色は黄色以外も定番となってきた。

 ちなみに“24時間を通して盛り上がる新たな企画”というコンセプトで、チャリティマラソンが始まったのは、92年から。初期にはマラソンが得意だった間寛平や、お笑いグループのダチョウ倶楽部、元プロボクサーの赤井英和といった面々がランナーを務めていたが、97年にTOKIO山口達也がジャニーズタレントとして初めて、チャリティマラソンランナーに起用された。

 さらに翌98年には、当時19歳だったV6森田剛が100キロを走破。森田は同番組の単独ランナーとしては、史上最年少記録保持者となった。

 今や『24時間テレビ』といえば、ジャニーズというイメージを抱く人も多いだろう。それは、ジャニーズタレントがそれだけ番組に貢献してきたという証しなのかもしれない。

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