ビートたけし&星野仙一が現役世代に苦言「自分の弟子にはすげえ怒る」の画像
ビートたけし&星野仙一が現役世代に苦言「自分の弟子にはすげえ怒る」の画像

 9月3日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)にお笑い芸人のビートたけし(70)が出演。元東北楽天ゴールデンイーグルス監督の星野仙一氏(70)、元ラグビー日本代表でスポーツキャスターの松尾雄治氏(63)ら明治大学のOBとともにトークを展開した。

 現在活躍するお笑い芸人についての考えを松尾氏に聞かれたたけしは、「(昔より)技術は上だよ」と返答しつつも、「数が多すぎて、飛び抜けていけない。先輩後輩は、まあちょっとあるんだろうけど、師匠と弟子みたいなのないから」とコメント。続けて、「うちに来た奴はそう(師弟関係)ですけど、他の芸人さんは学校行って出てくるから。なんて言うんだろう。一緒に飲んで教えるとかないし」と、弟子制度がすたれた影響で、上の世代から下の世代に芸を伝えられることがないと嘆いた。

 また昨今の若手芸人に対しては「あいつはダメだなあと思っても“吉本のタレントだから、まあ関係ないから”って、あんまりね」とコメント。「自分の弟子にはすげえ怒るけど」と、一歩引いたかたちで見ていることを明かした。

 また星野氏は、現在のプロ野球選手について「まじめすぎて面白くない。外へ出ても遊ばないし、金も使わないし。“マイホームパパ”。そんな感じだね」と持論を展開。それを聞いたたけしも「うるせえのかな、メディアが」「新聞とかさ、写真雑誌とかさ、わけ分かんねえのが」と同調していた。

「ビートたけしが熱望してそろったというこの日のメンバー。映画監督、プロ野球監督、大学ラグビー部監督と、人を束ねるカリスマが集まっただけに、金言、名言が数多く出てました」(テレビ誌ライター)――一流同士のトークは貴重だ。

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