■みのもんたも落日ぶりが顕著に

 かつての“帝王”みのもんた(73)も、この秋、いよいよ落日ぶりが顕著に。「1月に始まったばかりの『結婚したら人生激変!○○の妻たち』(TBS系)が終了し、残すは『秘密のケンミンSHOW』(日テレ系)のみ。いよいよ失業危機です」(前出の芸能記者)

 昨年、「パーフェクトヒューマン」で紅白に出場し、再ブレイクしたオリエンタルラジオの中田敦彦(34)も仕事激減ムードが濃厚。「5月に松本人志批判をし、炎上したばかりでしたが、先日、不倫発覚の宮迫博之を“もう笑いで済まされる時代でもないし、そういうレベルではない”と猛批判。当然、宮迫は面白く思っていないそうです。その数日後、中田の妻の福田萌(32)が、『踊る!さんま御殿!!』(日テレ系)で、夫が明石家さんまの“笑い”を分析していることを明かし、『ココリコ』の遠藤章造に本気でたしなめられるということがありました。夫婦そろって干されるともっぱらです」(お笑い関係者)

 そんな彼らよりも前に干されてしまった“しくじり芸能人”の現状はどうか。「今年1月から謹慎していた狩野英孝(35)は、9月7日の『アメトーーク!』(テレ朝系)で地上波復帰。完全復活も間近。昨年1月の“ゲス不倫”から巻き返しを図るベッキー(33)は、かつては100万近くもらっていたギャラを30万程度に下げて、バラエティに売り込み中ですが、なかなか厳しそう。昨年7月に『めちゃイケ』に1回だけ出演した極楽とんぼの山本圭壱(49)は、いまだ地上波は出演完全NG状態ですね」(テレビ局関係者)

■Amazonが番組制作に本格進出で、“黒船”来襲!

 そんな中、テレビ界に大激震を起こす出来事が起きている。“黒船”の来襲だ。「インターネット通販最大手のAmazonが番組制作に本格進出。松本人志プレゼンツのお笑いサバイバル『ドキュメンタル』のシーズン2に出演した、バナナマンの日村勇紀(45)に、なんと800万円のギャラが支払われたという噂が、業界を駆け巡ったんです。800万円はさすがに大げさですが、テレビの数倍であったことは間違いないようで、各局は戦々恐々。Amazonの番組制作に携わった人は、“バブル時のキー局のゴールデンより予算がある”と豪語していましたよ」(前同)

 この秋改編の嵐など、まだ序の口。テレビ界に本当の激震が走るのは、これからのようだ。

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