加藤一二三九段、爆笑問題・太田光との「8枚落ち対局」に勝利し、視聴者驚愕!?の画像
加藤一二三九段、爆笑問題・太田光との「8枚落ち対局」に勝利し、視聴者驚愕!?の画像

 9月20日、教養番組『探検バクモン』(NHK)が放送され、爆笑問題の太田光(52)と、将棋棋士“ひふみん”こと、加藤一二三九段(77)が将棋で対決。その圧巻の実力で、多くの視聴者を驚かせた。

 ふだんはめったに見ることのできない“立ち入り禁止エリア”などに潜入する同番組。この日の放送では、爆笑問題の2人が、加藤九段とともに東京の将棋会館を探検した。番組冒頭では、通常入ることのできない「特別対局室」で、プロの公式戦を生観戦。その後、日本将棋界の財産である将棋の記録“棋譜”を見せてもらい、1982年に名人位を獲得したときの棋譜について加藤九段自らが解説した。

 さらにその後、番組では太田と加藤九段の夢の対局が実現。加藤九段の持ち駒は、「王」「金」「歩」のみという“8枚落ち”の超ハンデ戦で、持ち時間は太田が20秒、加藤は10秒という厳しい条件だった。

 序盤は駒の少ない加藤九段に対し、太田が果敢に攻めて善戦。しかし、太田の一度のミスをきっかけに加藤九段が猛攻撃を開始し、あっという間に太田は八方塞がりの状況に。解説していた森下卓九段(51)もフォローできず、しまいには「ずっと正座(をしていたの)は立派ですね」と、戦況とはまったく関係のない部分で太田を褒めだす始末。結局、太田が「参りました」と投了し、加藤九段が勝利を収めた。

 “神武以来の天才”と言われた加藤九段と素人の対局は当然の結果と思われるが、圧倒的な実力差に多くの視聴者があらためて驚愕。ネットには「素人相手なら、8枚落ちでも勝てるのか!」「太田が打った後の加藤の打つ手の早いこと。当たり前だけどやっぱりすごい」「ひふみんは飛車・角がないどころか桂馬も香車もないの? このハンデで勝てるとか、どんだけ強いの?」「俺もひふみんに思いきり打ち負かされたい」と、称賛するコメントが相次いだ。

「『アウト×デラックス』(フジテレビ系)や『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)など、最近ではバラエティ番組での活躍も目立ってますから、将棋の実力を早くも忘れてしまった人もいるのかもしれません。加藤九段本人は、かわいらしい見た目や気さくな言動が多く“ゆるキャラ”のようですから、ギャップのある盤上での鬼の顔を見せられると恐ろしいですよね」(芸能誌記者)――ひふみん伝説は、まだまだ続く!?

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