松田聖子、小泉今日子、イチロー…「テレビCM」にまつわる雑学クイズの画像
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■雑学クイズ 今回のテーマ「テレビCM」

 CMは時代を映す鏡だといわれます。今回は、戦後ニッポンの姿をリアルに映し続けたテレビCMにまつわる問題を3つ用意しました。(文中敬称略)

【Q1】昭和の伝説CMと菊川怜出演の平成版との違いは?

 1969(昭和44)年に小川ローザが出演した丸善石油(現・コスモ石油)のCMは、高度成長期のお茶の間に強烈なインパクトを残しました。「Oh!モーレツ」というキャッチコピーや、鮮烈なチラリシーンは人々の記憶にいつまでも残り、今でも“伝説のCM”として語り草になっています。

 そんな背景から、このCMは2001年に、当時のCMクイーンだった菊川怜出演により、リメイクされています。ところがこのリメイクCMにはオリジナルとは違う点がいくつかありました。たとえば、キャッチコピーが「Oh!モーレツ」ではなく「超モーレツ」に変わっていたのです。他にも決定的な違いがありました。それは次のどれ?
(1)ガソリンのCMではなかった
(2)菊川怜の衣装がピンク色だった
(3)肝心のチラリシーンがなかった

【Q2】最初にオロナミンCのCMに出た巨人以外の選手は?

 大塚製薬「オロナミンC」のCMといえば、ある年代以上の人には、「オロナミンCは小さな巨人です!」というフレーズとともに、読売ジャイアンツの選手が多数出演していたイメージが強いでしょう。ジャイアンツの選手が出ていたのは、長嶋茂雄が監督になった2年目の1976(昭和51)年から、2001(平成13)年まで。柴田勲、高田繁、堀内恒夫、張本勲、西本聖、中畑清、山倉和博、斎藤雅樹、駒田徳広、元木大介ら歴代選手が顔を出しました。ただし、王貞治、原辰徳、江川卓、桑田真澄ら出演していない大物もおり、松井秀喜は関連商品のCMに単独出演したのみでした。

 時は流れ、ジャイアンツ勢が出演しなくなってからは、いろいろなタレントやスポーツ選手などが出るようになりました。その中には他球団の選手も含まれています。さて、「オロナミンC」のCMに最初に登場したジャイアンツ所属ではないプロ野球選手は次の誰?
(1)イチロー
(2)新庄剛志
(3)田中将大

【Q3】美女タレントで競合社のCMに出まくったのは誰?

 長い間第一線で活躍する売れっ子タレントともなると、ある企業のCM出演契約が切れたしばらく後に、そのライバル社のCMに出演するケースがあります。たとえば、アイドル出身の「A」は、カネボウ、資生堂、富士フイルム、コーセーと4社の化粧品CMに出演歴があるのです。彼女は他にも、菓子メーカーの江崎グリコとロッテと明治、ビールメーカーのキリン、サントリー、サッポロと、同業各社のCMにそれぞれ出演したことがあります。さらに家電メーカー、自動車メーカー、出版関係でもそれぞれ3社ずつ出ています。さて、この究極のCMクイーンともいえる「A」とは次の誰?
(1)松田聖子
(2)小泉今日子
(3)森高千里


●A答え 出題/小泉珍事郎
Q1=3【解説】短いスカートが巻き上がる場面はありましたが、チラリシーンはナシ……。これも時代の流れでしょう。
Q2=2【解説】新庄は日ハム時代の04年に登場し、上戸彩と共演しています。なお、田中も楽天時代の08年に出演していますが、イチローが出ているのは「ユンケル」のCMです。
Q3=2【解説】小泉今日子が特に多くのCMに出ていたのは90年代で、一時期は自動車(オートザム=マツダ)のCMに出演しながら、電車(JR東日本)のCMにも出演という超売れっ子ぶりでした。なお、松田聖子も化粧品メーカー4社のCMに出ています。

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