出川哲朗、リアルガチすぎる「規格外エピソード」の画像
出川哲朗、リアルガチすぎる「規格外エピソード」の画像

 “リビング・レジェンド”たる現役最強のリアクション芸人。すべてが規格外のウラ話ッ!

■『めちゃイケ』の来春打ち切りを決定づけた!?

「かつては“抱かれたくない男”の常連だった出川さんも、芸の実力や人間性が、ここにきて再評価されているんでしょう」 こう言うのは芸能評論家の三杉武氏。今、出川哲朗(53)がガチリアルにヤバいのだ。「今年4月に始まった初のゴールデン冠番組『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』(テレビ東京/土曜19時54分~)が絶好調なんです。裏番組の『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)を視聴率競争で打ち負かし、『めちゃイケ』の来春打ち切りを決定づけたとまでいわれています」(芸能記者)

■『世界の果てまでイッテQ!』など、テレビ番組出演多数!

 テレ東の小孫茂社長が、「出川さんのキャラクターがいい。すごい番組になる予感がします」とヨイショするほど、圧倒的な存在感を放つ同番組。「他にも『世界の果てまでイッテQ!』『東野・岡村の旅猿』(ともに日本テレビ系)、『アッコにおまかせ』(TBS系)と準レギュラー番組多数で、昨年のテレビ出演は実に236本。今、最も現場で求められている芸人と言っていいでしょう」(制作会社スタッフ)

 長年、苦汁を舐めてきた出川が、ついに開花。「昨今は“偉そう”だったり、“図に乗っている”芸能人が叩かれる傾向にありますが、出川さんは真逆の存在。ベテランなのに謙虚で偉ぶらず、後輩たちからイジられても嫌な顔をせず、今も自ら率先して一生懸命に体を張っています。長い芸能生活でも、ブレずに一つのキャラクターを貫いているところも、評価されているポイントだと思います」(前出の三杉氏)

■『進め!電波少年』の出川哲朗は、本当にすごかった

 とはいえ、この男、ただの芸人ではない。私生活を含め、エピソードの数々が規格外。「ヤバすぎる伝説」は枚挙にいとまがないのだ。「『進め!電波少年』(日本テレビ系)の出川さんは、本当にすごかった」と言うのは、ベテランの芸能記者。ロケ先のオーストラリアでは、屈強な男たちに囲まれて、一糸まとわぬ姿でビリヤード台に磔にされたり、ロサンゼルスでは、ホテルの部屋になだれ込んできたガタイの良い黒人マフィア数名に拉致されたりと、体の張り方がガチすぎる。

 どうにか無事だったものの、一歩間違えれば死んでいてもおかしくない。そのうえ、こうした“イジられキャラ”“リアクション芸人”という立ち位置から、90年代は“出川狩り”というムーブメントまで生まれる始末だった。「チーマー(不良)が、道を歩いている出川を見つけると、絡んできて何かと仕掛けてくる、というものです。一時はひどくて、繁華街を出歩けず、渋谷の大好きなハンバーグ店『ゴールドラッシュ』にも行けなかったそうです」(芸能記者)

 むろん、出川の自宅にもガンガン来る。「時間帯も関係なくインターホンを鳴らしたり、ドアを叩いて半壊させたり、玄関前に置いていた靴にはモナカアイスを差し込んだりと、やりたい放題」(前同)

■ウッチャンナンチャンとは映画の専門学校で知り合った旧友

 しかし、それでも芸風を変えない出川。一本気な彼は、芸能界でも広く、かつ熱烈に支持されている。「出川とウッチャンナンチャンの2人は、もともと映画の専門学校で知り合った旧友。1987年、出川は『劇団SHA・LA・LA』を立ち上げ、その当時、伸び悩んでいたウンナン、俳優の入江雅人らを率いて、リーダーとして舞台の総合演出を手掛けています」(芸能プロ幹部)

 その際、会場の手配、企画運営、スタッフ集め、弁当の手配、チケット受付を自宅電話で行うなど、あらゆる雑務も自分で担って公演を成功させたという。「こうして出川が動いたから、ウンナンの今がある。だから、出川が“抱かれたくない男”ランキング常連の不遇時代でも、ウンナンの2人は、レギュラー番組に必ず出川をプッシュして、一緒に出演してきた。ほら、『イッテQ!』もそうでしょ?」(前同) これぞ、人間力。愛される御仁なのだ。

■後輩の有吉弘行も、“出川愛”を隠さない

 出川に“ヘルニア崩れ”とあだ名をつけ、急に蹴りをカマすなど、日頃、雑に扱っている後輩・有吉弘行も、“出川愛”を隠さない。「有吉は、“そろそろ出川さんも奥さんに見切りをつけられて離婚するだろう。アパートで孤独死するのも、かわいそう……俺がアパート造るから、そこに住め!”と言っているんです」(民放局ディレクター)

 なんたるツンデレ! むろん、芸能界での御大たちの覚えもめでたい。

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