■明石家さんまや島田紳助も、かねてから高く評価

「明石家さんまさん、島田紳助さんも、かねてから、出川さんのことを高く評価していました」と言うのは三杉氏。特に、さんまとは特筆すべきエピソードがあるという。「『恋のから騒ぎ』(日本テレビ系)で、ある女子大生が“私は、適当に楽しく暮らしたいから、二流の芸能人になりたい”と発言。さんまさんが“ちなみに、二流芸能人って誰のことや?”と訊くと、女子大生が“出川哲朗!”と回答。すると、さんまさんが珍しく真顔で“アホ! 出川は一流や!”とツッコんだんです」(前同)

 これを知った出川は、後に『さんまのまんま』(フジテレビ系)にゲスト出演した際、泣きながら感謝を伝えた。さんまは、テレながらも「当たり前やないか」と話している。「それほど共演の多くない2人ですが、さんまさんはしっかり出川さんの才能を評価していましたよ」(同)

■親戚に原節子も!?

 大御所からも認められる出川。他方、予想外に(!?)家柄もスぺシャルだという。「母方の大伯父が、日本製鉄社長で八幡製鐵初代社長。その父が衆院議員であったり、故・原節子も親戚であったり、家族もすごくキャラが立っています。実家の海苔屋さんも繁盛していますよ」(前出の芸能記者)

 横浜駅近くの横浜中央卸売市場。そこにある、創業120年、海苔専門店「つた金商店」が出川の実家だ。今の社長は出川哲朗の実兄・雄一郎さん。話を聞きたい旨を伝えると、即OK。

■実兄・雄一郎さんに直撃インタビュー!!

――出川さんは、どんな子どもだったのか?
「哲朗は小柄で、学生時代は痩せすぎでしたが、負けず嫌いは相当でした。中学は水泳部、高校は野球部で強豪校でしたが、レギュラーなんて絶対に無理だったのに、最後まで辞めずにやり通しましたから。あれで根性が座っているんです」

――だから今、大ブレイクしている。
「人生どうなるか分からないものですね。今じゃ、“横浜のお土産に、出川の味海苔”なんて言われることもあって、この店にも全国からお客さんが来てくれます。本当にありがたいですよ」

 景気の良い話である。今日もまた、出川はノリにノッている!

本日の新着記事を読む

  1. 1
  2. 2