行定勲監督の「有村架純はブサイク」発言、ファンも本人も納得!?の画像
行定勲監督の「有村架純はブサイク」発言、ファンも本人も納得!?の画像

 10月8日、行定勲監督(49)の新作映画『ナラタージュ』の舞台あいさつが大阪で行われた。この席上、行定監督が女優の有村架純(24)を「ブサイク」だと発言したことが波紋を呼んでいる。

『ナラタージュ』は、島本理生氏(34)の恋愛小説が原作で、嵐の松本潤(34)が4年ぶりの映画主演を務める作品。この日、大阪で行われた舞台あいさつには、行定監督と出演者の有村、坂口健太郎(26)らが出席した。

 舞台あいさつの中で、行定監督は有村について「信頼度の高い芝居で、日本映画史の真ん中にいる人」と絶賛。さらに「(有村は)清純派だと思われていますが、芯が強くて頑固」と語った。そんな監督の指摘に対し、有村は「頑固です」と認め、共演した坂口も同意していた。

 その後、有村は、撮影中に行定監督から「ブサイク」と言われたことを暴露。その発言について行定監督は「(有村は)芝居で自然な感情が出ている。そのときの顔がブサイクで」と、独特な表現で、有村の演技を評価した。

 有村を「ブサイク」と表現した行定監督の言葉は、ファンの驚きを誘ったが、多くの人はこれを監督からの賛辞と受け取ったようだ。ネットには「恋愛にはブサイクになる瞬間があるもんね。それを表現できたって証明だよ」「架純ちゃんは、どこか“すごみ”があって、それを出せる女優」「こういう際立った演技ができるのはすごいと思う」「ブサイクな顔も見せる度胸があるっていうことか」「感情を精一杯表現するのが女優なんだから、それができてたってことでしょ?」と、好意的な反応が相次いだ。

「行定勲監督は、原作者の島本氏と対談を行ったときも、有村架純の演技を“内に怒りを秘めた表情が素晴らしい”と称賛する一方、“すごくブサイク”と表現していました。ただ、行定監督は“彼女(有村)が今の時代にいてくれてよかった”とまで語っていますし、有村をかなり高く評価しているのは間違いないでしょう」(映画ライター)

 ちなみに有村架純本人は、行定監督のブサイク発言の真意を理解しているようで、「私は褒め言葉と思って、うれしかった」と語っている。映画『ナラタージュ』は、現在公開中だ。

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