巨人&阪神「お先真っ暗」内部事情~清宮幸太郎は絶対行ってはいけない!?の画像
巨人&阪神「お先真っ暗」内部事情~清宮幸太郎は絶対行ってはいけない!?の画像

 “10年に一人”と称される逸材を狙うGとT。だが、球界の盟主の両球団の頭上には、暗雲が垂れ込め……。

■プロ野球のスカウトたちと早稲田実業で「面談」

 10月2日。この日は早稲田実業の清宮幸太郎選手が父母同席で、プロのスカウトたちと「面談」する日。12時24分。石井一夫球団社長、鹿取義隆GMなど、最多5人もの陣容で早実を訪れた巨人軍は、清宮の才能を“高く評価している”ことをアピールした。巨人関係者が退出してから1時間3分後の午後2時45分、今度は阪神の佐野仙好アマ統括スカウトら3人が同校を訪れ、すでに公表している“1位指名”を改めて確約した。「当日面談に臨んだ他の8球団に劣らず、両球団は熱の込もったアピールをしたようです」(夕刊紙記者)

 しかし、両チームの内情に詳しい野球担当記者たちは次のように口をそろえる。「清宮は、巨人と阪神にだけは絶対に行ってはいけない」(スポーツ紙記者)

 なぜなら、現在の両チームとも、「内部はガタガタ。とても10年に一人の逸材とされる清宮を、じっくり育てる環境にない」(前同)。その“お先真っ暗”な内部情報をスッパ抜く!

■高橋由伸監督は、読売新聞東京本社を訪問し…

 まずは、巨人。DeNAとの熾烈な3位争いは終盤まで続いたが、10月1日の阪神戦に敗れ、ついにBクラスが確定。初めてCS出場を逃す屈辱を味わった。

 今年の巨人のふがいない成績が由伸監督一人の責任ではないことは、球団幹部も重々承知している。終わってみれば、球団ワースト記録の13連敗が、最後まで大きく響いた形だが、ここまで勝てなかった要因は、ひとえに「打てなかったことに尽きる」と、野球解説者の江本孟紀氏は言う。「阿部、村田、長野という中心打者が揃って.260そこそこの低打率。こんなチームが勝てるはずがない」(前同)

■リストラするべき時が来ている

 ベテランの力は衰え始めると早い。来季、優勝を狙う戦力を整えるには補強しかないが、リーグ2位の打率.315、ホームラン18本、77打点のマギーや、14勝して防御率2.25のマイコラス、29セーブを残したカミネロなど、大活躍とは言わずとも好成績を残した外国人選手たちは残留が基本線で、今オフはFAにもめぼしい選手はいない。巨人が補強に動こうにも動きようがないのが現状なのだ。

 前出の江本氏は言う。「もはや巨人は補強にばかり頼っていてはいけない。チームの大改革が必要です。かつて2002年のオフに阪神が25人もの選手を切る大リストラを行いましたが、あれと同様、働かない高給取りをリストラするべき時が来ているんです」

■岡本和真をはじめ、巨人は若手を育てられない

 すでに村田修一が戦力外通告を受けているが、ベテランの首を切っても、それに代わる若手が伸びていないのが大きな問題。巨人は、坂本勇人以来、高卒新人が育っていないのだ。その象徴が、14年のドラ1・岡本和真。岡本は入団1年目、一軍のDeNA戦で松井秀喜氏以来22年ぶりに高卒新人野手としてホームランを放つなどし、大いに脚光を浴びたのだが、いつしか、その才能の輝きも失われてしまったようだ。「今季の一軍戦出場は14試合止まり。たまに一軍に呼ばれては、変化球に簡単に捻られて二軍に戻る、というのを繰り返しています」(前出の巨人担当記者)

 “巨人は若手を育てられない”は、もはや球界の定説。清宮も岡本の二の舞になりはしないか。こんなチームに入ったら、清宮もさぞ大変だろう。

  1. 1
  2. 2