ビートたけし「つらかったよ」ツービートブレイク前の秘話を披露の画像
ビートたけし「つらかったよ」ツービートブレイク前の秘話を披露の画像

 10月20日放送の『ぴったんこカン☆カン』(TBS系)に、お笑いタレントのビートたけし(70)が出演。番組進行役の安住紳一郎アナウンサー(44)や俳優の大杉漣(67)に、下積み時代の失敗談を明かした。

 この日の番組では、たけしが餃子作りに挑戦したり回転寿司店に行ったりなどのロケVTRが放送された後に、ビートきよし(67)とツービート時代の思い出を語り合った。その中で、きよしが「キャバレーとかの仕事入ると、もう(酔って)ベロベロになって来るんだから、仕事場に」と当時のたけしを振り返り、「キャバレーが嫌だったんでしょう?」とたけしに質問。

 すると、たけしは「そりゃ、そうだよ」と認め、「俺、お笑いをやりに行ってるのにさ、客が酔っ払っていて、漫才なんて特にバカにされるじゃない。おしぼり投げられたり。綾小路きみまろ(66)とよく話すけど、“つらかったよな、あの頃”って」と、つらさを紛らわせるために酒を飲んでから仕事へ向かっていたことを明かした。

 たけしは続けて、泥酔して向かったキャバレーで客と殴り合いになったエピソードを披露した。たけしによると、キャバレーでチャンバラコントをしていたところ、泥酔していたこともあり、振り回していた竹刀が舞台近くで見ていた客の顔を直撃。それに激怒した客が竹刀を奪って、たけしらと竹刀で殴り合いになってしまい、たけしも殴られて鼻血を出してしまったのだが、他の客からは「今までこんな面白いショーを観たことない」と言われたと明かし、安住アナや大杉を爆笑させた。

■ビートきよしと二人でどなられた!?

 また、たけしはきよしを一人で舞台に立たせ、たけしが客席からヤジを飛ばすコントを披露した際のエピソードも紹介。客席のたけしと舞台上にいるきよしのやりとりに客席からは笑いが起きたのだが、前方の客席にいた“アブナイ人たち”から、「おい、おまえな、人情ってもんがねぇのか。漫才師さんがな、一人でやるって言ってるんだ。さっきからヤジってんじゃねぇ、この野郎!」と、どなられてしまったのだという。

 たけしはすぐに「どうもすみませんでした!」と謝罪したのだが、たけしが黙ってしまったことできよしは舞台上で何もできなくなってしまい、今度はきよしがアブナイ人たちから「おまえ(きよし)も、なんかしゃべれ!」と叱られるハメになったのだとか。この話を隣で聞いていたきよしは「(たけしが舞台に)上がって来なきゃ、ネタ進まないんだよ。上がって来ないんだから」と当時を思い出し、苦笑いを浮かべていた。

「ツービートは長らく休止状態でしたが、2014年4月にきよしがオフィス北野に移籍したことで、二人の共演は格段に増えましたね。移籍はたけしからの誘いで実現したそうですが、この日も楽しそうに若手時代の話をするたけしの姿が印象的でした」(お笑いライター)――これからも二人のかけ合いが楽しみ!

本日の新着記事を読む