三村マサカズや小倉智昭も苦言、プロ野球CS制度に不満噴出の画像
三村マサカズや小倉智昭も苦言、プロ野球CS制度に不満噴出の画像

 プロ野球セ・リーグで横浜DeNAベイスターズが10月28日から幕を開ける日本シリーズに出場する。DeNAファンから喜びの声が上がる一方、野球ファンの間では疑問を抱く人も少なくないようだ。

 ペナントレースの上位3チームによるプレーオフ制度「クライマックスシリーズ」が導入されているプロ野球。セ・リーグはペナントレース1位の広島東洋カープ、2位の阪神タイガース、3位のDeNAによる3チームでクライマックスシリーズが繰り広げられた。

 阪神を破ったDeNAは日本シリーズ出場をかけて広島と対戦。広島の“アドバンテージ1勝”を除いて4勝1敗で勝利を収め、パ・リーグの福岡ソフトバンクホークスとの対戦を決めた。しかし、この結果に野球ファンからは「決められた制度とはいえ、ちょっとモヤる」「リーグ優勝決めた意味が分からなくなっちゃう」「クライマックスシリーズ廃止してほしい」といった不満も噴出している。

 今回のクライマックスシリーズには、さまぁ~ずの三村マサカズ(50)も苦言を呈した1人だ。三村は24日にツイッターを更新し、「セリーグの戦いを見終えて。何かしらすっきりしないものがあったなぁ」とつぶやき、その後も「カープ残念ですね! でもそういうルールだから。ルール? 10ゲーム差以上離したのに?」と疑問をあらわにした。

 情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)で司会を務める小倉智昭(70)も、25日の同番組で、DeNAファンで気象予報士の天達武史(42)に向かって「ペナント1位じゃないからね」と発言。日本シリーズ進出を喜ぶ天達にくぎを刺している。

「ペナントレースで1位広島と3位DeNAが14.5ゲーム差という大差であったことも、クライマックスシリーズ制度に対する疑問に、大きな拍車をかけたと言えます。下剋上と言えば下剋上ですが、ゲーム差数に応じて1位チームのアドバンテージを決定してはどうかなど、とさまざまな議論が起きています」(スポーツ誌ライター)

 なお巨人ファンの三村は「巨人がCS行ってたら絶対こんなこと言わないでしょ」というリプライに対して、「言う」と断言して、その姿勢を貫いた。DeNAが“日本一”の称号を得るか、頂上決戦を見届けよう。

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