武田鉄矢「親の才能は遺伝しない」不祥事二世タレントに苦言の画像
武田鉄矢「親の才能は遺伝しない」不祥事二世タレントに苦言の画像

 10月22日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に、俳優の武田鉄矢(68)が出演。不祥事が続く二世タレントについて言及する場面が見られた。

 この日の番組では、薬物事件を起こしたタレントの清水良太郎被告(29)や俳優の橋爪遼被告(30)の話題が取り上げられた。相次ぐ二世タレントの不祥事について議論が交わされる中、武田は「俺たち、自分の子をあんまりこっち(芸能界)に引き寄せないほうがいいんじゃないかな」と、二世の芸能界入りに否定的な見解を示した。

 その理由について、武田は「(出演者に対して)皆さん、実力のある方ばっかりだから、俺のことだと思って聞いてほしいんだけど」と前置きしたうえで、「俺は運が良くてここにきてますわ。皆さん、いろいろと褒めてくださるけど、特に俺の芸能生活は八割以上が運ですわ。その運が子どもに遺伝するとは思えないんですよ」と説明。

■ヒロミも思わず言葉を失い……

 さらに「芸能人のお父さんやお母さん方の中の一番の悲しい勘違いは、“私の才能はこの子に流れている”と思うことなんじゃないかな? それよりもズバリ、自分のいいところはまったく子どもには遺伝しなくて、自分の悪いところだけ遺伝したと思ったほうが、親子関係はうまくいく」と持論を展開。自身の息子が芸能界入りしているタレントのヒロミ(52)は、神妙な面持ちで武田の話に聞き入っていた。

 続いて、武田が「皆さん、ちょっと問いかけるけど、親父に似てないでしょ?」と聞くと、ダウンタウンの松本人志(54)は「うちのおやじなんて最低でしたからね」と回答。MCを務めるお笑いタレントの東野幸治(50)も、自身の父親について「最低でしたね」とつぶやくと、武田は「あんた(東野)、しみじみ言っちゃいけない」とツッコミを入れ、重々しいスタジオの空気を和ませていた。

「武田の“自分の才能が子どもに受け継がれていると考えるのは勘違い”という言葉を、ヒロミがしみじみと聞いていたのが印象的でした。ヒロミは、息子で俳優の小園凌央(22)には厳しく接しているようですが、武田の言葉には思い当たるところもあったのかもしれませんね」(芸能誌記者)――親はいくつになっても子どもが心配なもの。

本日の新着記事を読む