『ちびまる子ちゃん』、まる子と丸尾くんの「創作漢字クイズ」が話題にの画像
『ちびまる子ちゃん』、まる子と丸尾くんの「創作漢字クイズ」が話題にの画像

 10月22日放送のアニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)で、まる子が行った「漢字テスト」対策が話題になっているようだ。

 それは、この日放送された「まる子、漢字の達人を目指すの巻」というエピソードでのこと。30点満点の漢字のテストで、まる子は9点というひどい点数を取ってしまう。まる子は「またお母さんに叱られるよ」と肩を落とすが、クラスみんなの点数が良くなかったため、翌日まったく同じ問題で再テストが行われることになった。

 しかし、30問中21問も間違えたまる子は、再テストにも自信が持てない。そんなまる子に、丸尾くんは学級委員として「漢字をすぐに覚えられる技」を伝授すると言いだす。「それさえ技を身につければ、あなたも今日から漢字の達人です」と言われたまる子は、丸尾くんを自宅に招いて勉強会を開く。

 丸尾くんいわく、漢字を覚えるコツは「漢字の成り立ちに着目すること」。丸尾くんが、人が木にもたれかかって「休」、鳥に口がくっついて「鳴」といった例を挙げると、まる子は「面白い!」とやる気に。丸尾くんは「漢字に限らず、勉強というものは面白くなくてはいけません」と、まる子の姿勢を褒める。

 すると、まる子は「面白がるのは得意だよ」と言い出し、テスト勉強から脱線。「木へん+赤」という謎の漢字を書き、丸尾くんに「これ、な~んだ?」と出題。「こんな字、見たことありませんが……」という丸尾くんに、まる子は「だってあたしが作った字だもん」と創作漢字クイズを始めてしまう。ちなみにこの漢字は、「木に赤い実がなる」ということから、「リンゴ」と読むのが正解とのこと。

 その後、丸尾くんも漢字を作りだし、バトルに発展。「食」という漢字を3個合わせて「食いしん坊のクラスメイトの小杉くん」、酒という漢字を横に倒して「飲んだくれのまる子の父ひろし」、人べん+太で「まる子の母すみれ」など、二人は次々とユニークな漢字を作りだしていった。

 漢字創作を楽しむまる子たちに、視聴者からは「早く漢字練習しろよ!」というツッコミが殺到。しかしその一方で、「懐かしい気持ちになって楽しかった」というコメントもあった。また、「わざわざ勉強を教えに来てくれるなんて、マジで良い人」「まる子の漢字クイズにつきあう丸尾くん優しい」など、丸尾くんの面倒見の良さを称賛する人もいた。

 結局、丸尾くんが帰ってからも、祖父の友蔵と新しい漢字を考案していくまる子。漢字の楽しさを知ったものの、肝心の漢字テストはさんざんな結果に終わるという、『ちびまる子ちゃん』らしいオチとなっていた。

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