■1年前の引退発表と京都移住…復帰に向け2つの布石

 そこで、3年後の復帰に向け布石を2つ打った。「一つは引退を1年前から発表すること。こうすることで引退の2文字が先走りするうえ、引退業務もスムーズに進む。しかも、復帰の下支えになる“安室ロス”の世論をより高めることができる。そして、もう一つが京都への移住。東京から離れることで、芸能界と距離を置くことができ、引退の事実を業界関係者に実感させることができます」(同)

■音楽プロモーターN氏の存在

 ある意味で周到な引退計画。実は、この「絵」を描くにあたり、“共犯者”がいるという。「音楽プロモーターのN氏です。彼女はN氏に心酔し、多くのことを任せている。しかも、東京のマンションは階違いに住むほど、近い関係です」(女性誌記者)

●安室のライブはMCなし

 安室のライブといえば、MCなし、トークなしで歌とダンスのみを披露することで知られている。しかも、その曲数は30以上になることもザラ。また、ここ数年はテレビ出演もほとんどないが、「これらはすべてN氏の戦略。かつて安室が一時的に人気を落としたとき、“友人や仕事関係者も次々と離れていった”と人間不信に陥った。そんな彼女を再びトップ歌手の座に導いてくれたと、彼に絶大な信頼を寄せています。事務所のstella88の8という数字も、N氏が大事にする数字です」(同)

 日本中にショックを与えた歌姫の引退劇。20年、その勇姿は復活するのか。

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