『ホンマでっか!?TV』、「歌詞かメロディか」ブラマヨ吉田の問題提起が大反響の画像
『ホンマでっか!?TV』、「歌詞かメロディか」ブラマヨ吉田の問題提起が大反響の画像

 10月25日、明石家さんま(62)がMCを務める『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)が放送。音楽に関するテーマで議論が交わされたが、視聴者の間でも意見が割れているようだ。

 この日からスタートした「どっち派討論会!」というコーナーで、ブラックマヨネーズの吉田敬(44)が「歌で重要なのはメロディですか? 歌詞ですか?」というテーマを挙げた。吉田自身は歌詞のほうを重視するそうで、「メロディ派の人って怖くないんかなと思うんです」と発言。K-POPや洋楽など、日本語でない曲は歌詞の意味がまったく分からないから怖いと語った。

 一方で「メロディ重視派」の劇団ひとり(40)は、ボブ・ディラン(76)を例に挙げ、曲がはやった当時から歌詞の意味が分からなくても心に響いたと主張。さらにひとりは、サザンオールスターズの『いとしのエリー』の歌詞を、でたらめなメロディで歌ってみせ、こんなメロディだったら今ほど好きじゃなかったと力説した。

 番組スタッフが街の人にも聞いてみたところ、歌詞を重視する人から見たメロディ派の印象は「アホっぽい」、逆にメロディ派から見た歌詞派の人の印象は「ナルシスト」「病んでる」などの意見があった。

 マーケティング評論家の牛窪恵氏(49)は、現在はメロディ派の人が「約7割以上」という調査結果を明かし、その大きな要因として“カラオケ”の存在を挙げた。牛窪氏によると、カラオケがあるので歌詞を覚えようとする人が減り、結果的に「メロディを重視する人が増えたのでは」と推察していた。

「歌詞かメロディか」という議論のテーマは、視聴者の間でも話題に。ネットには「これは興味深いテーマかも」「もっといろんな人の意見も聞いてみたい!」といったコメントが多く上がっていた。中には「いつもはメロディで選ぶけど、ミスチルだけは歌詞を大切にしてる」など、アーティストによって重視する部分が変わるという意見もあった。

「歌詞とメロディ、どちらに重きを置くかという話は、作り手にも当てはまるテーマかもしれません。曲作りの際、槇原敬之(48)、aiko(41)、コブクロなどは歌詞から先に作る“詞先”で知られています。ただ、ほとんどの曲はメロディから先に作られることのほうが多いようですね」(音楽ライター)――曲を好きになるきっかけは、人それぞれ!?

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