『ドクターX』、「大門初体験ですから」セリフにファンも納得の画像
『ドクターX』、「大門初体験ですから」セリフにファンも納得の画像

 米倉涼子(42)が主役を務めるドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)の第3話が10月26日に放送され、平均視聴率19.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を獲得。今期放送ドラマでトップとなる高視聴率をキープした。

 同シリーズはフリーランスで病院を渡り歩く、天才的技術を持つ外科医「大門未知子」を通して描かれる医療ドラマ。第3話では、第5シーズンから登場した東帝大の外科副部長、猪又孝(陣内孝則/59)を中心にストーリーが展開。メンツを気にするプライドの高い猪又が、大門にズタボロにやられてしまうという話が描かれたが、それを慰めるように仲間が発した「大門初体験」というセリフが視聴者に大ウケだったようだ。

 大門は「東帝大付属幼稚園」での検診中に、園長が倒れる現場に居合わせた。病院へ搬送するが、実はそれが猪又の患者であることが発覚し、大門は第1助手としてオペに参加することに。猪又は苦心しつつも園長の肺にできた腫瘍を切除することに成功するが、切開部分の縫合をしようとしたところで大門は猪又に「まだオペは終わっていないので」と言い放つ。大門は猪又を遮り、猪又が気がついていなかった甲状腺にある“原発腫瘍”を切除した。

 実は園長はまれなケースのがん転移をしており、猪又はそれに気づかず、大門だけが見抜いていた。手術を見学している医者たちは一様に大門の観察眼に驚くのだが、誰よりもショックを隠せないでいたのが猪又。

 手術が終わった後もその場に立ち尽くし、自分が見落としをしていたことを信じられないといった様子。一部始終を見ていた副部長の鳥井高(段田安則/60)と、同じく副部長の海老名敬(遠藤憲一/56)は「まるで悪魔にとりつかれたみたいですね」「かつての自分を見ているようだ」「猪又先生は“大門初体験”ですからね」と猪又に向かって合掌するのだった。

 この“大門初体験”というセリフがSNSなどで話題に。「大門初体験、猪又先生お疲れさまでした!」「言葉のチョイス最高だ。すごいしっくりくる」「アトラクションかよ」「他の皆はつきあい長いもんな」「猪又ズタボロになってた、まさに初体験!」といった声が続出した。

「鳥井は第1シリーズで、海老名は第2シリーズで、それぞれ侮っていた大門にコテンパンにやられ、悔しがりながらも実力を認めていますからね。鳥井にいたっては第1シリーズ終盤で、大門に自分の手術を依頼するほどでした。今回のシリーズでは、1話目で大地真央(61)、2話目で野村周平(23)がそれぞれゲスト出演しています。豪華俳優陣を使いたおす演出が見られるのも、大ヒットドラマならではの楽しみです」(テレビ誌ライター)

 一度手術を見たら、誰もが認めざるをえない大門の能力。はたして次は誰が“大門初体験”となるのか。期待して待っていよう。

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