マツコ・デラックス、東京五輪への苦言に賛同多数「確かに地味」の画像
マツコ・デラックス、東京五輪への苦言に賛同多数「確かに地味」の画像

 10月30日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX系)で2020年に開催される東京五輪のマラソンコース案を紹介。マツコ・デラックス(45)が「もうちょっと期待してたんだけど」と苦言を呈し、話題を集めている。

 コース案を報道した新聞記事が取り上げられたのは、同番組の“夕刊ベスト8”というコーナーでのこと。メインスタジアムとなる新国立競技場からスタートし、東京ドーム、浅草、銀座、皇居など、都心の観光名所を巡ってスタート地点へ戻ってくるというルートが計画されているそうだ。このルートは東京マラソンをベースに作成されており、今後自治体や各関係者との調整を経て最終決定される。

 この記事についてMCのふかわりょう(43)から話を振られたマツコは、「うーん、もうちょっと期待してたんだけどねぇ」とさえない表情。マツコは「それこそレインボーブリッジ渡っちゃうとかさ」「いろいろ海外のとか見てるとロンドンブリッジとかからスタートしたりするじゃん」と、12年のロンドン五輪を例に挙げ、「それこそ雷門に向かってゴールするとかさ」と日本をアピールするためのコースを選ぶべきだと持論を展開した。

 ふかわに「ある程度、“和”の要素は盛り込まれてるんじゃないでしょうか?」と聞かれても、長い沈黙の末に「もうちょっとできたと思うな」と嘆いていた。

 今回のマツコの提案に賛同する視聴者も多かったようで、放送終了後のネットでは「もっとテレビで映えそうなコースが良い」「渋谷の交差点とか秋葉原を通ったほうが面白そう」「確かにちょっと地味だよね」「折り返しも多いしもっといい案があったはず」というコメントが続出。コースを決定した委員会と世間の間では、日本の名所スポットに対する認識にズレがあるようだ。

「オリンピックの開催は真夏となるため、コースに取り入れられたスポットだけでなく、道中の暑さ対策にも注目が集まっているようです。皇居周辺の道路は遮熱性舗装という特殊な舗装で、気温の上昇を抑える工夫がされていますが、オリンピック開催までにマラソンコース全体にそのような工夫が求められるのかもしれません」(スポーツ誌ライター)

 最終的にマツコは、交通規制などの問題に触れ、「いろいろあんのよ、もうしょうがない」と引き下がっていたが、コースはまだ最終決定ではないとのことなので、開催までに、どこまで盛り上げられるのか期待しよう。

本日の新着記事を読む