明石家さんま「天才爆笑王伝説」~ビートたけしが唯一勝てないと認めた男の画像
明石家さんま「天才爆笑王伝説」~ビートたけしが唯一勝てないと認めた男の画像

■プロ野球ドラフト会議で、さんまに左手でいけと言われ…

 爆笑王が、また新たな伝説を作った。「10月26日のドラフト会議で、清宮幸太郎の交渉権を獲得した日本ハムの木田優夫GM補佐が当たりくじを引いたあと、“昨日、さんまさんに左手でいけ、と言われたんで……”とコメントし、会場は爆笑に。日本中が注目する場面で、その存在の凄さを知らしめました」(スポーツ紙記者)

■テレビ番組でたけしが敗北宣言

 この明石家さんま(62)の実力は誰もが認めるところだが、あのビートたけし(70)が“唯一、勝てない相手”と名指ししたことが話題になっている。10月18日に放送された『1番だけが知っている』(TBS系)内でのことだ。「番組の中では、やすしきよしやダウンタウン、とんねるずや立川談志にまで触れました。が、その中で“あいつには絶対にかなわない”と敗北を認めたのは、さんまだけでした」(テレビ誌記者)

●『オレたちひょうきん族』でのアドリブは抜群

 たけしが、そう思わされたのは、80年代に一世を風靡した『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)の収録現場だったという。「アドリブは抜群だったね。相手のミスも自分のミスも全部笑いに変えていくから。いざ本番始まったら、全部アドリブなんだよね。オレがツッコミのほうにまわんなきゃ(と決心した)」

●『さんまのお笑い向上委員会』でもパワー全開!

 さらに、「さんまちゃんは、いつまでたってもあのまんま」と話し、62歳になった現在も、その力はまったく衰えていないと認めたのだ。芸能ジャーナリストの渡邊孝浩氏も、たけしの意見にまったく賛成だという。「ただ番組に箔をつけるための“置き物”でしかない大物芸能人が数多い中、さんまは、どの番組でも自分が一番の笑いを取ろうと声を張り、力いっぱいにボケてつっこみ、逃げたり引いたりすることが決してない。特に『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)では顕著ですね。今田耕司や爆笑問題の太田光などの実力派芸人が束になってかかっていっても、さんま一人のパワーに飲み込まれてしまうんですから。毎回、驚かされます」

 お笑い評論家のラリー遠田氏も、「こんな芸人は後にも先にも、さんまさんだけでは」と、こう続ける。「歌手や俳優や文化人、また素人が相手で、どんなトークが展開されても、誰よりも早く的確に、何でも笑いに変えてしまいます。しかも、それが知識や情報がなくても分かるような、絶妙な処理の仕方で、誰もが笑えてしまう」

●「好きな芸人ランキング」では、14回連続で1位

 さまざまな視聴者がいるテレビに最も順応しているのが、さんまだと言う。『日経エンタテインメント』の「好きな芸人ランキング」では、調査開始以来、現在まで、14回連続で1位を獲得。それも納得だ。「テレビ離れが叫ばれる昨今ですが、もう一度、視聴者を取り戻すには、さんまの力は不可欠。たけしの“勝てない”発言は、さんまへの期待を込めてのエールだったのかもしれませんね」(前出の渡邊氏)

 アホちゃいまんねん、パーフェクトでんねん。

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