『クレイジージャーニー』、知られざる「恐竜の化石発掘現場」に興味津々!の画像
『クレイジージャーニー』、知られざる「恐竜の化石発掘現場」に興味津々!の画像

 11月1日放送の『クレイジージャーニー』(TBS系)で、世界屈指の恐竜化石ハンターに密着。知られざる化石発掘現場の様子が明かされ、視聴者の間で話題になっている。

 この日の番組には、北海道大学総合博物館准教授の小林快次氏が登場。小林氏は、幻の恐竜といわれてきたデイノケイルスの全身骨格を発見したこともある、世界屈指の恐竜学者。番組では、そんな恐竜化石ハンターの小林氏に密着し、モンゴルで行われる発掘調査に同行することに。

 先に現地入りしていた小林氏と番組スタッフが合流すると、すでに新種と思われる恐竜の全身骨格を発見したとのこと。小林氏は、骨の一部を見ただけでどの恐竜かだいたい分かるそうだが、発見した骨はまだ見たことがないものだといい、「面白い恐竜だと思います」と語った。

 今回の発掘現場は、モンゴルのゴビ砂漠内の比較的平坦な土地。発掘された恐竜の化石は、一見単なる石の塊にしか見えないが、近寄ることでようやく骨の境目が見え、上腕骨や頭蓋骨の形状が分かった。発掘調査では、頭部の骨で恐竜の種類を特定し、全身骨格で体の動きなどの情報が得られるという。そして、小林氏によると、今回発見された化石はその2つの要素を満たす、重要な発見である可能性が高いそうだ。

 めったに見られない発掘現場の様子を、視聴者も興味深く見守っていたようだ。ネットには「想像と全然違う! 発掘ってこんな感じなんだ」「化石ってあんなところに転がってるものなのか……」「めっちゃワクワクする! 夢がある仕事だな」「小林さんの骨を見る表情が楽しそうでいいなぁ」といったコメントが上がっていた。

「今回の放送をきっかけに、小林氏の化石発掘という仕事に興味を持った視聴者が多かったようですね。小林氏は、毎年夏に放送されるラジオ番組『夏休み子ども科学電話相談』(NHKラジオ)にも出演しており、リスナーから“ダイナソー小林先生”という愛称で親しまれています。恐竜マニアの子どもたちと繰り広げる熱い恐竜トークは、大人からも好評のようですよ」(芸能誌ライター)

 今回発掘した恐竜について、小林氏は「研究の中身なんで」と詳しく語らなかったが、「間違いなく新しい恐竜」と断言。この恐竜が、新たに図鑑に載る日が来るのかもしれない。

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