■力士の“夜の生活”…屋台のラーメン替え玉20杯も!

 続いて、力士の“夜の生活”を覗いてみよう。「かつて、中洲では“雪駄の音がしたら冬が来る”と言われました。力士が屋台のラーメンを替え玉10杯、20杯食べたりしてね。最近は出歩く力士も減りましたが、それでも地方場所では、前のほうの席に、親方や関取衆と懇意にしている“ママさん”たちが座っています」(前同)

 ちなみに、角界ならではの夜の隠語もあるという。「“丸い土俵で負けて、四角い土俵で勝つ”と粋な表現を聞いたことがあります。美女との一戦は、“金星、首投げ”と言ったりしますよ」(下角氏)

●一晩の飲み代がマンション1戸分の金額に!

 さらに下角氏は、こんな豪快エピソードも明かす。「タニマチに連れられ、ある横綱を含めた数人で飲みに行ったときのことだそうです。皆で高級なブランデーを次から次へと飲み干したら、一晩の飲み代が、マンション1戸を買える額にのぼったという話です」 さすが、横綱!

■怪力自慢の弱点は“髪の毛”!?

「武蔵川親方(元横綱・武蔵丸)が現役の頃、テレビ番組で、立ち合いの際にぶつかる力を計測したら、2トン以上だったそう。また、引退直後の武蔵丸関が西武鉄道の電車を押したら動くのかという企画では、本人もさすがに無理だと思っていたところ、車体に頭をつけて思いっきり押したら、ナント、電車が動き出したというんです」(前同)

 だが、そんな力士にも弱点はある。それが髪の毛だ。「力士は、現役中はずっと髪に鬢付け油がついた状態で過ごしています。床山さんが櫛を通すたびに引っ張るわけで、抜け毛も多くなってしまいます」(同)

 抜け毛どころか、激しい取組が続く力士たちには、「かましハゲ」という悩みがあるという。「頭からぶちかますタイプの力士は、相手にぶつかったときの衝撃で生え際の毛根がつぶれて、生えなくなってしまうんです」(同)

 また、頭髪をつかめば、禁じ手で反則負けとなるが、「うっかり髷に指が入ると皆、慌てて抜こうとしますが、1回入るとなかなか抜けないんだそうです」(同)

 さすがは伝統の大相撲、こぼれ話は尽きない。これを肴に、九州場所を大いに楽しもう!

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