『陸王』、鳥居みゆきの演技が意外に高評価? 「すごく似合ってた」の画像
『陸王』、鳥居みゆきの演技が意外に高評価? 「すごく似合ってた」の画像

 池井戸潤氏原作による役所広司(61)の主演ドラマ『陸王』(TBS系)。阿川佐和子(64)や小籔千豊(44)といったドラマ出演の珍しいタレントを起用して話題を集めている中、11月5日放送の第3話には、お笑い芸人の鳥居みゆき(36)が登場。ふだんのキャラクターを封印した高校教師役に挑戦し、「演技が自然すぎて驚いた」と評判を集めたようだ。

 同ドラマは、老舗の足袋製造会社“こはぜ屋”が社の存続をかけてランニングシューズ“陸王”を開発するという物語。鳥居は、体育の授業で生徒に足袋を履かせたいと、こはぜ屋に相談する高校教師の栗山を演じた。栗山は足袋を選ぶために宮沢社長(役所広司)に電話し、宮沢は栗山のいる学校へ。栗山はこはぜ屋の足袋を手にして、「さすがは老舗の足袋屋さんですね。丈夫で機能的で、すばらしいです」と絶賛した。その後栗山は、足袋の採用は見送りとなったが、代わりに“陸王”を授業で生徒に履かせたいと、大量発注を申し出た。

 ドラマの舞台となっているのは、埼玉県行田市。鳥居は実は秋田県生まれの行田市育ち。2017年5月からは市の観光大使にまで任命されている。今回撮影が行われた高校も、鳥居がかつて通っていた母校。鳥居はドラマ出演にあたって、「私がずっと通っていた母校に、こういったかたちで戻ってくるとは思いませんでした。びっくりしましたが、うれしいです」とマスコミに向けて喜びを語っている。

 ドラマではなじみのない鳥居の演技だったが、これが視聴者の間で大評判。「鳥居みゆきさん、なんてナチュラルな演技」「違和感なかったし、女教師がすごく似合ってた」と、鳥居の意外な才能に驚きの声が続出。「エンドロール見るまで全然気づかなかった」「どこかで見たことある気がしたけど、鳥居みゆきだったんだ!」と、自然な演技で鳥居だと気づかなかったという人までいたようだ。

「ドラマは視聴率も絶好調で、鳥居の出演した第3話は15.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と自己最高を記録しました。このドラマはこれまで池井戸潤氏の大ヒットドラマを手がけてきたチームが再集結した作品。『半沢直樹』や『下町ロケット』でも珍しい出演者が話題を呼びましたが、『陸王』でもそのあたり、まだまだ楽しませてくれそうです」(テレビ誌ライター)

 次はどんなキャラクターが活躍するか、今後の展開にも期待したい。

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